1.パソコンで遊びたい
キーボードを叩く指の動きやカチャカチャ音、マウスやカーソルの動きに釣られて来るのは主に子猫です。
おとなの猫がパソコンに興味を示すのは普通は最初だけです。
2.遊んでほしい
テレビを見ているとその視界に入ってくるのと同じように、パソコン画面に割って入るのはたいてい遊んでほしいとき。1.との違いは猫の視線です。
子猫はカーソルなどを見ていますが、おとなは人を見つめます。
3.お腹が空いた
おとなの猫がキーボードに乗るときは、「遊んでほしい」の他に「ごはんください」も考えられます。
こちらは時間で予想が付くので、飼い主さんなら何となく分かるでしょう。
4.抱っこで眠りたい
飼い主がパソコンの前に座れば長時間動かないことを、猫はちゃんと知っています。
またキーボードに両手を置く姿は、「ここで寝なさい」と誘う形に見えるのかもしれません。
そのため猫は「せっかくなら腕の中(=キーボードの上)で」と考えるのではないでしょうか。
猫をキーボードから遠ざける方法
作業の前に十分遊ぶ
何より効果的なのが猫と作業前に遊ぶことです。
10分から20分間ジャンプとダッシュを繰り返し、疲れたところでオヤツをあげれば猫はベッドへ直行します。
パソコンの横にベッドをしつらえる
そばを離れない甘えん坊には、パソコン横に居心地のいいベッドを用意するといいでしょう。
オヤツでベッドへ誘導し、たまに声をかけたり撫でたりすれば猫も安心して眠れます。
ごはんを出す
ごはんの催促に来ているだけなら答えは簡単。ごはんをあげれば長居しません。
抱っこ用エプロンを利用する
抱っこ好きや子猫なら、前ポケットに猫がすっぽり入る猫用エプロンが便利です。
キー操作を邪魔される確率が減り、猫の転落も防げます。
まとめ
在宅勤務が増える中、猫に仕事を邪魔されることが増えるのはいたしかたありません。しかし猫は飼い主さんの在宅時間が増えて嬉しく思っているのです。
キーボードに乗ったからと怒るのではなく、猫をよく観察しやんわりパソコンから距離を取らせる方法を考えましょう。そうすれば作業効率も上がりますし、なにより愛猫の新たな一面を発見できるかもしれませんよ。