猫の悲しい気持ち
猫にも人間と同じような感情があります。言葉で話すことはできませんが、悲しいときは悲しいと表現をします。それはほんの些細な仕草だったり、飼い主にしか分からないほどの変化かもしれません。しかし確かにそこには「悲しい」という感情があります。
飼い主として愛猫にそんな気持ちにさせないためにも、猫が悲しくなるシーンについてまとめてみました。
思わぬことで愛猫に悲しい気持ちをさせないためにも、ぜひこんなシーンには注意しましょう。
1.叱られたとき
猫は飼い主に怒られると当然悲しい気持ちになります。それは、なぜ自分が叱られているのか理解していないからです。よって愛猫が何かいたずらをしたときに叱ることは、適切な行動とは言えません。
環境に工夫を施すことでいたずらが出来ないような環境を作ることで、いたずらを防止するように務める事が一番効果的です。
叱るだけでは愛猫を悲しい気持ちにさせて、いたずらを防止させる効果は出ない状態で終わってしまいますので見直しましょう。
2.ご飯の量が減ったとき
毎日のご飯を猫は基本的に楽しみにしています。それは時間きっかりにご飯を催促するとことからも想像できます。
ただし、飼い主の管理の甘さによって規定量以上にご飯を与えた場合、当然愛猫は太ってしまいます。
かかりつけのお医者さんに診てもらった際に、ご飯の量を減らすようにも言われてしまいます。
実際減らしてしまうと、猫はその変化に実は気づきます。「なんだかいつもより少ないにゃ」と感じると、どうして減らされているのかが分からないので、もの悲しそうになります。
そんな状況を生み出さないためにも、日々のご飯の量の管理はしっかりと行ないましょう。
3.構われないとき
猫は近しいときにも距離をとる生き物です。しかし飼い主の仕事が忙しくなったときなどでついいつもよりも愛猫を構う時間が減った際、その変化にも敏感に気づきます。そんなときなんとなくもの悲しい気持ちになります。
毎日5分でもいいのでこの時間は愛猫と遊ぶ時間を決めて向き合うと、愛猫は安心して遊んでくれます。精神的にも安定しやすくなりますので、日々の生活のルーティンとして愛猫と接する時間は入れてあげましょう。
まとめ
言葉を話せないことでつい心無い人は「何も感じていない」と考える人はいますが、それは全く違います。
観察力が鋭く、日々の変化にも敏感に気づく生き物なのです。
そういった面にも飼い主が配慮することで、愛猫の安心した暮らしに繋がりやすくなりますので、ぜひたまには振り返ってチェックしましょう。