1.飼い主を守ろうとする
多くの猫が苦手とするもの…それは「水」です。
水は猫にとってとても危険なものだと認識していることが多いため、飼い主さんがお風呂に入る時は気が気ではありません。
飼い主さんがお風呂から出てくるまでドアの前で待ち続ける猫の心境は「何かあったら守らなきゃ!」というものなのかも知れませんね。まるで我が子を守ろうとする母親のように飼い主さんのことを大事に思っているのでしよう。
他にも自分が危ない目に遭ったり「危険」と判断した場所に飼い主さんを近づけないようにする猫もいます。人間の子供が椅子などから落ちそうになると身を挺して守る猫もいるんだそうです。
2.おみやげを持ってくる
猫が狩った獲物を飼い主さんに「おみやげ」として持ってくるのはよく聞く話ですよね。
ですが、獲物が弱った状態でもまだ生きている場合は「おみやげ」とは少し意味合いが違うようです。
野生の猫の場合は親猫が子猫に狩りを教えます。時には生きた獲物にトドメを刺す練習もします。それを飼い主さんに「ほら、あなたもやってごらん」と言っているんです。
狩りをしない人間は猫にとって「ちゃんと獲物が捕れてるのかしら…」と心配になるようです。そのため親猫になった気分で飼い主さんに狩りのしかたを教えているんでしょうね。
3.構ってくれる
飼い主さんがパソコンに向かっている時に限って愛猫が邪魔をしてくるのはよくあることですよね。
ですが猫にとってパソコンと向き合う飼い主さんは「暇そうにしている」ように見えることもあるのだとか。
そのため「暇なら相手してあげよう!」と善意100%で飼い主さんの邪魔をしているんだそうです。
飼い主さんの邪魔をしてくる時は猫のほうが「構ってよ~」と言っているわけではないこともあるんですね。
楽しそうに自分と遊ぶ飼い主さんを見て、子猫の遊び相手をしている気持ちになっているのかも知れません。実際に嫌そうに愛猫と遊ぶ飼い主さんはいないはずですしね。
まとめ
愛猫が飼い主さんのことを子供扱いしている節がある…ということはお分かりいただけたと思います。
ですがその行動も愛猫にとっては愛情と善意100%の行動ですので、悪意はまったくありません。
「どっちが飼い主か分からない」と表現されることもあると思いますが、たまにはそんな愛猫の子供になった気分で接してあげるのもいいと思いますよ。
子供扱いされるのは嫌だという方もいらっしゃるでしょうが、愛猫の母性本能の一部を垣間見るのも貴重な体験ではないかと思いますので、たまにはそんな逆転した関係も楽しんでみてはいかがでしょうか。