猫が寂しいとき
人間と同じように感情を持つ猫は寂しい時もそれを伝えるサインを出してくれます。しかし、人間のように言葉で伝えるわけではありませんのでサインを読み取れる知識や観察力は飼い主に委ねられます。
寂しいサインに早期に気づくことができれば、愛猫のストレスを軽減することができます。
もしいつまでも寂しがっていることに気づけず、対処しない状態が長く続いてしまえばそのストレスにより体調不良を引き起こす可能性だってあります。
ここでは猫が寂しがっているサインをいくつか紹介していきますので、最低限の知識として覚えておきましょう。
1.飼い主が何かしている時に邪魔をする
猫は不安な心から寂しさが生まれて飼い主に甘えるようになります。
例えば飼い主がパソコン作業する時に、キーボード前に座ってしまう猫はいませんか?
これは飼い主の視線が自分に集まるように場所を選んで座っています。それだけ普段自分に視線が来ていないと感じているのです。
日々の日常の中でそれが本当かどうかは分かりませんが、少なくとも猫の方は視線を感じていないと思っています。
そのため対処法としては毎日の時間の中で、今までよりも「プラス5分」で構いませんので、愛猫と向き合って遊ぶ時間を設けましょう。すっきりした表情で過ごしてくれるようになるかもしれません。
2.低めな声で「アオーン」と鳴く
初めて聞くと「なんだか犬のような鳴き声だけど、今日はどうしたんだ?」と思うくらい意外に低めな声で鳴くことがあります。これも猫が寂しがっているサインです。
思い返してみると、最近仕事などで家を留守がちにしていたりしませんか?
生活していく以上仕方のないことですが、その分の時間は猫にもしっかりと還元しましょう。
少しの時間遊んだり、いつもは与えないおやつを与えるなどして「留守番は退屈なことばかりではない」ということを教えてあげると前向きになってくれるでしょう。
3.隠れる
いつもはお出迎えしてくれたり、定位置で甘えたりしてくれるはずの愛猫が急に隠れたりすることはありませんか?
これはもしかすると寂しいを通り越して拗ねている可能性があります。その時は無理やり出そうとはせずに気長に出てくるのを待ちましょう。
その際ただ待つのではなく、帰宅したら声かけだけはしたりなど愛猫のことを無関心に思っているわけではないということを行動で示すと愛猫も安心します。
まとめ
いつもと違った振る舞いを見せることが、寂しい時のサイン全てに通じる点だと思います。
早く察知するためにも、普段から愛猫の振る舞いを観察しておきましょう。