猫が『仰向けになっている』ときの気持ち3つ

猫が『仰向けになっている』ときの気持ち3つ

猫が仰向けになっていると思わず見入ってしまう飼い主も多いと思います。こんな格好で一体どのようなことを考えているのでしょうか。猫の気持ちになって考えてみました。

猫の仰向け

仰向けで寝る猫

野生の猫はお腹を見せて仰向けの姿勢をとることはまずありません。仰向けの姿勢は弱点であるお腹を全開にして見せてしまう姿勢だからです。

にも関わらず、愛猫がもし仰向けの姿勢で居るならば、それは周りに警戒すべきものが何もないと判断しているからなのです。

安心しているからこその姿勢なのですが、飼い主はこの姿勢を見てどのように感じるでしょうか。

実はこの姿勢は猫からの様々な意思表示を示しています。ぜひチェックして、今まで知らなかった愛猫からの気持ちはないか確認してみましょう。

1.自己アピールしたい

鳴く猫

まず仰向けの姿勢で考えられることは、愛猫からの自己アピールです。「私はここにいるよ」ということを仰向けの姿勢でアピールしているのです。

つまり、愛猫がつまらなく感じて遊んで欲しいときや、飼い主がパソコンなどに夢中になって自分の方を見てくれていないなと感じた時によく見られる行動でもあるのです。

寂しがりな性格や甘えん坊な性格の子によく見られる自己アピールとも言えます。飼い主は気付く事ができたら、なるべく一緒に遊んであげたり、構ってあげたりするように心がけましょう。

2.安心しているよ

安心して寝る猫

飼い主のそばに近寄ってきたらゴロンと仰向けになっているのであれば「すごく安心しているよ」という事を訴えたい可能性があります。

周りへの警戒心がゼロでなければ、なかなかこの姿勢は見る事ができません。今までの飼い主と愛猫の絆があってこその姿でもあるのです。

安心感は一緒に過ごす時間が長いほど増えていきますので、最初はたまにしか見なかった仰向けの姿勢も、徐々にその光景が増えてくる傾向があります。

優しく背中などを撫でてあげて、一緒にいる事ができて嬉しい気持ちを愛猫に伝えてあげましょう。

この時、間違ってお腹を撫でないように注意して下さい。お腹は苦手な子が多いです。

3.甘えたいな

甘える猫

単純に飼い主へ甘えたくてこの姿勢をとっている時もあります。特に子猫から育てているのであれば飼い主はいわば親猫のようなものと見られています。

いつもお世話もしてくれるので、甘えたいなという時も一番先に頼られるのは飼い主になるのです。

ぜひ時間の許す限り甘やかしてあげましょう。愛猫との絆がさらに深まるチャンスとなります。

まとめ

仰向けの猫

愛猫の仰向け姿は、見ている飼い主も癒される光景です。

中にはそのまま伸びた姿勢をとる猫も多く、筆者は「猫ってこんなに長く伸びるんだ」と感心してしまいました。

猫のそのような体勢も猫の魅力の一つです。上記の猫の気持ちを踏まえて接するようにしてあげましょう。

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