1.「起きてよ~!」
特に明け方に愛猫が顔に乗ってくることが多いようですが、実は「ご飯がほしい」「寝室のドアを開けてほしい」などの理由からわざと飼い主さんの顔に乗って起こそうとしているみたいです。
猫の体で鼻や口を塞がれたら熟睡していても息苦しさに目が覚めてしまいますよね。猫のほうもそのことを分かっていてわざと起こしていたりします。
我が家の猫たちは人の顔の上に乗って寝ることはありませんが、代わりに顔の上にクッションなどの柔らかいものを落とすことで起こします(笑)。時間帯はやはり明け方で「目が覚めたから寝室から出して!」という理由のようでした。
2.「ねぇ遊ぼうよ!」
猫が朝早くに目覚めてしまった場合も「目が覚めたから飼い主さんを起こして一緒に遊ぼう!」と飼い主さんの顔に乗って「構ってほしい」アピールをすることがあるようです。
この場合はとにかく「飼い主さんと遊びたい」「構ってほしい」という気持ちが強いようで、中にはお気に入りのおもちゃを飼い主さんの枕元に準備してから顔に乗って起こす猫もいるんだとか。
構ってほしい気持ちは分かるんですが、もう少し寝たいと思っている時間帯にこれをされると少し困ってしまいますね。もちろん愛猫にこれっぽっちも悪気はないので怒るに怒れませんけど。
3.「甘えたいにゃ♡」
愛猫のほうに飼い主さんを起こすつもりはなかった…というパターンもあります。このケースは愛猫が特に甘えん坊な性格の時に起こります。
飼い主さんの顔の近くに陣取って飼い主さんのニオイを堪能していたらいつの間にか顔の上で寝てしまった…という、飼い主さんにベッタリなタイプの愛猫がうっかりやらかしてしまう行動だったりします。
大好きな人の顔の近くに来る猫ほど子猫気分が抜けなかったり甘えん坊な性格だったりするようですね。「いつも飼い主さんのそばにいたい」という気持ちの表れでもあるのだと思います。
4.愛猫の気持ちに応える方法とは
愛猫が飼い主さんを起こしてくる時は何かしらの要求があることが多いです。
起きる時間まであと少しなんだから寝かせてよ…と思ってしまいがちですが、手早くご飯をあげられるようにキャットフードの袋を寝室に準備しておくのもいいかもしれませんね。
朝方にご飯を要求することの多い猫なら、寝る前に少しだけご飯を食べさせておくのも一つの手です。遊んでほしいアピールの多い猫であれば、1人で遊べるように電動のおもちゃを用意しておくのもいいでしょう。
明け方に起こしてくることが頻繁にあるのであれば、愛猫が何を訴えているかの察しもつくようになると思います。
寝る前に準備をしておくことで、飼い主さんの顔に乗ってまで叶えてほしい愛猫の要求も少しは減るのではないでしょうか。
まとめ
猫が飼い主さんの顔の上で寝る理由はたくさんあると思いますが、きっと「どうせ怒られない」ということまで分かっているのだと思います。
顔の上に乗られると鼻や口を塞がれるわ重いわで息苦しさを感じますが、それと同時に「そんなに自分のことが好きなの!?」と嬉しくもなってしまいますよね。
猫飼いなら寝苦しさと幸せのどちらを取るべきか悩ましいところですが、そもそも人間の顔の上って猫にとってそんなに寝心地が良いものなのかどうか一度聞いてみたい気もしますね。