猫が『自分の家』を認知する方法5選

猫が『自分の家』を認知する方法5選

猫が遠く離れた場所から自分の家に帰ってきたという話を耳にしたことはありませんか?なぜそのような偉業を成し遂げられたのでしょうか?それには猫が自分の家を認知する方法が関わっています。それは一体どのような方法なのか、チェックしていきましょう。

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1.体内時計で

時間

猫にはかなり正確な体内時計があるといいます。太陽の位置により、時間を感知しているのだとか。そのため、自分の家と今いる場所との間でズレを感じて、元いた自分の家の方角がわかると考えられています。

猫に体内時計があるのは、一緒に暮らしている飼い主さんならば感じているでしょう。この説はまだ科学的に証明されているわけではないのですが、かなり有力な説とされています。

2.体内磁石で

歩く猫

猫は目で見る情報がなくても自分の家に帰れるそうです。それには体内にある「磁石」が関係しているのだとか。体内磁石は多くの動物に備わっているもので、それにより方位がわかります。

実は人間にもあるのだそう。道に迷わない人は体内磁石の働きが優れているのかもしれません。そう考えると猫が見知らぬ土地から帰ってくるのは特別ではない感じがします。ですが過去、数千キロを超える距離から戻ってくる猫がいたことを考えると、人の磁石とはレベルが違うのかもしれません。

3.頭の中に地図がある

地図を見る猫

視覚や聴覚、嗅覚などの感覚からの情報を元に、頭の中に独自の地図である「脳内地図」を作り出しているのでは、という説もあります。人が使っているような地図ではなさそうですが…。猫が頭の中にどのような地図を描いているのか気になります。

この脳内地図の機能は何も猫だけに限ったことではありません。人をはじめとした動物に備わっているようです。逆に人の脳内に地図があることが分かり、それがラットにも見つかり猫にもあるのでは?と推測されたのでしょう。

脳内地図には数々の細胞が関係しています。たとえばある場所に来たときに反応する「グリッド細胞」「場所細胞」なるものが存在しているのです。そのほかにも特定の方向を向いた場合に反応する「頭方位細胞」や境界に反応する「境界細胞」、移動の速さを感知している「スピード細胞」などがあります。

少し複雑な話になりましたが、これらの複数の細胞がいわばGPSのような機能を果たし、脳内地図を作り上げているのです。1990年にラットに頭方位細胞があることが発見されました。人とラットにあるなら、猫にあっても決しておかしくはありません。

4.嗅覚?

猫の鼻

猫の嗅覚が人よりも優れていることは周知の事実だと思います。猫が離れた場所から自分の家まで帰れるのは、その嗅覚のおかげではないか、という話も。

というのも、これまでご紹介した方法では説明がつかない例が存在するからです。飼い主さんが隣人に愛猫を譲って引っ越しました。数日経つと猫は隣人の家から姿を消してしまったのです。

そしてなんと数年後に元の飼い主さんの引っ越し先に現れました。この例は「元の自分の家」に戻るのではなく、全く知らない場所に猫が向かって行ったことを示します。

猫なりの神通力でも使ったとしか思えませんが、やはり大好きな飼い主さんのニオイをたどり、数千キロ離れた場所まで旅を続けたのかもしれません。

まとめ

景くん

見知らぬ場所から元いた自分の家に帰る…。人でしたらデジタル機器などを駆使してなんということもなく帰れるのでしょうが。猫は自らの持つ能力だけでそれをやってのけるのです。

ただご紹介した通り、人にも脳内地図などの機能は備わっています。もちろんそれらをフル活用できれば道に迷うことはなくなるのでしょうが、多くの猫がそうであるように、必ず自分の家に帰れるわけではありません。くれぐれも愛猫が迷子にならないように注意しましょう。

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