『猫の飼い主』として不適格な人のタイプ5つ

『猫の飼い主』として不適格な人のタイプ5つ

猫を飼いたくても、飼い主として不適格な人がいます。残念ながら…。それは一体どんな人なのでしょうか?どんな人になれば、適格な飼い主といえるのでしょう?チェックしていきましょう。

1.最期まで飼う覚悟がない

見つめる猫

まず猫を飼う大前提として、その命が尽きるまで面倒を見られない人は不適格です。ここは一番重要な点ですので、はっきりといわせていただきます。

生き物なので、思い通りに動いてくれないことがあります。飼い主さんが困った行動をする場合もあるのです。

「最期まで飼う」という覚悟がないと、そのような困った出来事が起きたとき、簡単に猫を手放そうとします。そのような無責任なことでは困るのです。

飼い猫として暮らしていた猫が、ある日突然外へ放り出されたとしましょう。獲物を取る手段も、寒さや暑さをしのぐ方法も知りません。車などという危険な乗り物があることも知らないのです。

そんな中でどうやって生きていけというのでしょうか?猫を捨てることは、その猫に死刑宣告をしているようなものなのです。ですから絶対に、最期まで飼う覚悟が必要です。

2.不在にすることが多い

留守番

猫は比較的、留守番が上手です。日中飼い主さんが仕事で外出していても、うまくやりすごします。

ですが、飼い主さんとの交流を望んでいるのも確かです。もし何日も触れ合えなければ、寂しさを感じてしまうでしょう。たまにでしたら耐えられます。

ですが年に何回も飼い主さんの長期の不在がある場合、猫を飼うのは保留にした方が良いかもしれません。きっと十分な信頼関係を築けず、帰宅しても他人状態になってしまうでしょう。そうなると何のために飼っているのだかが分からなくなってしまいます。

お互いのためによくありません。猫を飼うのはもう少し、時間に余裕ができてからの方がよいでしょう。

3.猫を飼ってはいけない住宅に住んでいる

猫の家

賃貸物件の場合、日本では猫を飼えるところがとても少ないです。猫飼育禁止なのに無理やり飼うのは絶対NG。バレたとき、一番の被害をこうむるのは猫だからです。

猫を飼ってはいけない住宅に住んでいる人は、猫の飼い主としては不適格といわざるをえません。

4.猫を従わせたい

トレーニング

猫は小さな犬ではありません。全く性質の違う生き物なのです。ですから犬のように猫を従わせようと考えている人は、猫の飼い主にはなれないでしょう。

しつけができないわけではありませんが、かなりの時間と労力が必要です。そして犬のように縦社会ではないため、飼い主さんを主人とは思いません。

猫はその自由気ままさが魅力です。それを受け入れられないのなら、猫の飼い主としては不適格です。

5.経済的に飼えない

猫とお金

猫を飼うのにそれほど費用は必要ではありません。飼った当初はトイレやキャットタワーなどで多少お金がかかりますが、一通り猫グッズを揃えてしまえば、あとはご飯代と猫砂代くらいでOKです。

ただ、病院にかかったときは違います。人のように公的保険がありませんので、全て自費です。通院でしたら1万円以内で収まることがほとんどですが、手術となると数十万単位の治療費がかかります。

投薬で数万円かかる場合も。ですからいざというとき、その費用が支払えないようなら飼うのは避けた方がよいでしょう。実際、きちんと治療すれば治るのに、治療費が支払えないという理由で放置する飼い主さんがいるのです。

急に高額な治療費は支払えない、という場合はペット保険をうまく使う方法もあります。また、獣医師に治療費に相談してもよいでしょう。何とかして猫のために動こうとするのが、適格な人です。

まとめ

かわいい猫

もし猫の飼い主として不適格となってしまっても、思考や行動を変えれば適格となる場合があります。世の中に飼い主さんを待っている猫はたくさんいます。ぜひ適格な飼い主さんとなって、猫を助けてあげてください。

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