愛情と猫
猫にも人間と同じように感情があります。よって飼い主からたくさんの愛情を注がれた愛猫は、特有の仕草や行動を見せることがあります。
愛猫と一緒に暮らす飼い主にとっては、その仕草が見られると一安心されると思います。知っておくと愛猫からの幸せオーラを感じることもできるので、飼い主としては嬉しい限りだと思われます。
ここでは共通して見られる仕草をご紹介しますので、愛猫が同じ仕草をしていないかをぜひチェックして見て下さい。
1.飼い主のそばでお尻を向ける
飼い主がテレビを見ていると、いつの間にかそばに座ってお尻を向けていたとしたら愛情がしっかりと愛猫に伝わっている可能性が高いです。猫にとってお尻つまり後ろ姿は信頼をしている人にしか見せない部分です。
野生の猫にとって背中は襲われる危険性のある部分です。警戒しなければいけない対象が目の前にいるのであれば見せることはありません。命の危険性もあるので、元々の警戒心の強い生き物である猫にとってはなかなか見せにくい場所でもあるのです。
そんな愛猫からお尻を向けられたのであれば、愛情を受けて信頼しているという証拠ですので、ありがたくその気持ちを受け取っておきましょう。
2.穏やかな顔を見せる
飼い主に向かって歩いてくる時に、穏やかな顔つきをして近づいてくることも愛情をしっかりと受けている証拠です。
野生の猫の顔を見ているとわかるのですが、家猫とは違う鋭い目つきや顔つきをしています。1年間愛情を注いで育てるだけで、愛猫の顔つきが大きく変わることも多くあるのです。
過酷な野生の世界を生き抜く野良猫はどうしても厳しい環境を生き抜かなくてはいけないので、顔つきも厳しくなっていくのです。
穏やかな顔つきを見せてくれるだけで、一種のバロメーターになるのです。
3.ヘソ天をする
猫にとってお腹はもし何かあった際には急所になります。そのためお腹は見せないということが本来野生の猫の間では常識なのです。にも関わらず家猫の場合、ヘソ天する子が増えてきます。これは信頼している人の前でしか見せない行為なのです。
もし上記の仕草を見ることができたなら、それは飼い主からの愛情をしっかりと受け止めて「あなたなら大丈夫」と認められた証なのです。微笑ましく見守りましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:なつ♂ / 4歳 / 雑種(ミックス) / 5.2kg
愛情を受け止めると人間も猫も変化します。人間の女性が1年間ずっと「可愛い、綺麗だね」と言われ続けると自然と美しくなったというお話があります。
これは猫に置き換えても同じことがおきますので、「愛情」というものは生きていく上で重要なものなのだと感じました。