1.外に出さないで
猫は家の外には出さず、家の中だけで飼いましょう。窓から外をじーっと眺めていたとしても、それは外に行きたいからではありません。ただ外の景色を楽しんでいるだけなのです。
家の中の環境をしっかりと整えれば、満足して暮らしてくれます。脱走も含めて猫が外に出ないようにしてください。外には様々な危険があります。
外出した猫がそのまま帰ってこないなんて悲しすぎるではないですか。そのような悲劇が起きないように、注意していきましょう。
2.キレイがすきです
猫はとてもキレイずきな生き物。特にトイレにこだわりがある場合が多いです。いつも清潔に保てるようにしてあげてください。
トイレが汚れていると排泄を我慢してしまったり、抗議の粗相をしたりします。室内にも強烈な猫の排泄物の匂いが充満してしまうでしょう。もちろんトイレ以外の場所もキレイに保つことは、猫の健康上たいせつです。
神経質になりすぎる必要はありませんが、猫が快適に感じる清潔さを保ってあげましょう。
3.ペースを尊重して
猫はマイペースに動きます。それを阻害されるとストレスを感じてしまうのです。猫はストレスに弱い生き物。
たまると体調を崩してしまう場合もあります。猫が自分のペースで動けるよう、尊重してあげてください。無理に行動を制限したり強制したりすることがないようにしましょう。
4.体調を察して
猫は「ここが痛い」「具合が悪い」などと言葉では伝えてくれません。そのため、飼い主さんが察する必要があるのです。
ですが猫が体調が悪いことを隠します。いつも通り過ごしていても実は体調不良な場合があるのです。飼い主さんが気づいたときにはもう手遅れ…というケースも。
そうならないよう、愛猫の体調には気をつけていきましょう。いつもと違う様子はないかをつぶさに観察してください。定期健診を受けるのもたいせつです。
もし異常があるように思ったら、すぐに動物病院を受診して、調べてもらいましょう。
5.捨てないで!
猫からの切なる願いは「捨てないで!」です。完全室内飼いの猫の寿命は15歳程度。その間に飼い主さんの状況が変わったり、猫の体調が悪くなったり様々なことがあるでしょう。
そのため、途中で「飼えなくなった」と猫を捨ててしまう飼い主さんがいるのです。ですがそれは一番やってはいけないこと。犯罪でもあるのです。
それまで家の中で幸せに暮らしていた猫がある日を境に捨てられてしまったとしましょう。そこは正に生き地獄です。ご飯をもらっていた猫が急に、獲物を捕まえられるようにはならないのです。
捨てられた場所が他の猫のナワバリなら、手痛い制裁を受けるでしょう。寒さや暑さをしのぐ方法も知りません。
もし保健所に持ち込んだら、数日後には殺処分されてしまうかもしれないのです。そんな辛いしうちをなぜ、愛猫が受けなければいけないのでしょうか。何も悪いことはしていないのに。
猫を飼うとなったら最期まで責任を持つ覚悟が必要です。どうしても飼えなくなった場合は必ず、里親さんを探してあげてください。
まとめ
言葉でこそ伝えてきませんが、猫はきっとご紹介したようなことを思っているはずです。猫が不幸にならないよう、猫のお願いこと、聞いてあげてくださいね。