1.好き嫌い
食べ物の好き嫌いをして「食べない!」もしくは「他のちょうだい!」とわがままな催促をしてくることがあります。猫はご飯に対して「量よりも質」という部分があります。グルメさんが多いのです。
もちろんこだわりなくなんでも食べてくれる猫もいます。その一方で「これじゃなきゃヤダ!」と思っている猫もいるのです。
ここは飼い主さんと猫とのせめぎ合いでしょう。どちらが折れるかですが、基本的に同じフードを食べ続けたとしても問題はありませんので、お気に入りがあるのならそれを与えてあげてください。
もし「他のがいい!」という猫なら、フードの種類を2〜3種類用意してローテーションさせてみてはいかがでしょうか?切り替えの際には1週間程度かけて少しずつ、前のフードに新しいフードを混ぜて与えてあげてください。
2.遊んで攻撃
遊び好きな猫は飼い主さんの都合にお構いなく「遊んで」攻撃をしてくるでしょう。おもちゃを持ってきたり目で訴えてきたり…。時にはしつこく鳴くこともあるかもしれません。
猫と遊ぶ時間は楽しく幸せなものですが、さすがにずっとそれに時間を割くわけにはいきません。猫の要求通りに遊ぶのではなく、遊ぶときとやめるときは飼い主さんが決める方がよいようです。猫の都合に合わせるのではなく、飼い主さんの都合に合わせてもらえるようにしていきましょう。
3.夜中に騒ぐ
飼い主さんが寝静まっている夜中に騒いで、様々な要求をしてくる猫もいるようです。「遊んで!」「お腹空いた」「トイレ掃除して」など。以前に飼い主さんが要求に答えてしまったことがある可能性があります。
一度味をしめるとそれを覚えて、繰り返すのです。ですから安易に深夜の要求に答えない方がよいでしょう。もし猫が鳴いていたとしても、無視するのです。
もしくは自動給餌器や自動トイレにして飼い主さんの安眠を守るのもよいでしょう。子猫のころは夜の運動会を繰り広げる場合がありますが、寝る前に遊んであげると疲れて寝てくれます。ぜひたくさん遊んで、体力を消耗させてあげてください。
4.邪魔猫
飼い主さんの関心が自分に向いていないと、邪魔猫となってわがままな催促をしてきます。「こっち向いて」と言っているのです。パソコンなどが使えずに困ったご経験のある飼い主さんは多いでしょう。
プライドや寂しいという気持ちが、猫を邪魔猫にしているようです。こんなアピールをされた場合は少し相手にして、満足してもらいましょう。自分に関心が向いたと思えば、邪魔猫から普通猫に戻ってくれるはずです。
5.飼い主さんを呼びつける
わざわざ別室から大きな声で鳴いて、飼い主さんを呼びつける場合もあるようです。何事かと思って猫の側にいっても特別何もない、そんなやりとりが繰り返されます。鳴くと飼い主さんが反応してくれるのが嬉しいのでしょう。
呼ばれる側としてはちょっと迷惑です。これには無視をして対抗するしかありません。反応しなければそのうちつまらないと思って、繰り返さなくなるでしょう。
6.まとめ
猫がわがままになってしまうのは猫が悪いのではありません。そうしてしまった飼い主さんがいるです。デレデレと甘えさせすぎには要注意です。
引き締めるところは引き締めて、わがままになりすぎないようにしていきましょう。とはいえあの愛猫のかわいい顔を見るとついつい気がゆるんでしまいますが…。いえ、ダメです!
しっかりと気を引き締めていきましょう!