1.オモチャと勘違い?
小さな頃から手であやしていると「手=おもちゃ」と勘違いして猫は噛み付いてしまいます。
おもちゃを取りに行くのが面倒であったり、構ってほしいとねだる猫のタイミングを逃したくなく手を使ってしまうと、手は遊ぶものと認識をしてしまいます。
最初は軽く噛んでいても、本気になってくれば血が出るくらいの噛みつきに発展します。
必ずおもちゃを使って、絶対に手を使うのはやめて必ずおもちゃで遊びましょう。手だけではなく足も同じです。
2.タイミングが悪い?
猫が寝ている、セルフグルーミングをしている、ご飯を食べている、爪研ぎをしているなど日々の大切なルーティンワークを行なっている最中に猫に触れたり撫でると、手に噛み付かれる事があります。
これは間が悪いからで、私たちも集中している時に邪魔されると「鬱陶しいな」「面倒だな」と感じますよね?猫も一緒ですから、彼らの仕事中の邪魔はしないようにしましょう。
3.甘えている!
人間に甘えていると手に甘噛みをしてくる事があります。
小さな頃に親猫から早く離れてしまうと人間に甘える傾向が強くなるそうです。できることならば甘えさせてあげてくださいね。
ただし、強く噛んでくる時は注意が必要です、違う形で甘えさせてあげられるようにしてあげましょう。
4.遊びへのお誘い!
遊びたい時に手にトントンをするタイプ、声を出して誘うタイプ、強行突破で噛みつくタイプなど様々です。
しっかりと遊ぶ時間を作り集中して構ってあげましょう。5分ほど遊ぶと満足してくれますが、一日に何度か一緒に遊んでくださいね。
5.年齢による噛みつき
子猫の歯の生え変わり時期によく噛みつく事があります。ほとんどの場合、歯が生え揃えば噛まなくなります。
そして発情期を迎える頃になるとオスは交尾の練習のように手に噛みつくこともあります。
去勢手術を行うことで噛む行動も無くなる、もしくは少なくなります。
まとめ
猫が『手に噛みつく』ときの理由5つと対処法についてお伝えいたしました。
基本的に、猫は自分の爪や歯を武器として使いません。
力も能力もある肉食動物の猫は、普段は可愛い姿しか見せません。そのような猫が噛み付いてしまう場合は必ず理由があります。
叱ったり体罰を与えることはやめて、原因を探り、お互いにとってプラスの対処をしてくださいね。
皆様がますますモフモフと幸せな生活を送れるようにお祈りしております。