猫の通常の排泄パターン
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自分が用をたしたいトイレに入る前には匂いをかぎ、排泄したい場所にある砂を前足でカキカキします。
そして座りこんで尿や便を行い、終了すると再び匂いをかぎます。最後に、便や尿を隠すように前足で砂をかいてトイレから出てきます。
1.自分の匂いを消す

猫が排泄した臭い尿や便があると、排泄をした猫の情報源となり、自分の存在がばれてしまいます。
猫の敵やライバルに居場所を知られ狙われたり、猫が狩ろうとしている獲物に自分の隠れているところが分かって逃げられてしまいます。
2.他の猫へ遠慮?
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マーキングとしての排泄は優位に立つ猫ほど猫砂をかけないで、便や尿をそのままにして存在をアピールします。
逆に、劣位にまわっている猫からすると、自分がいたことを他の猫には知られたくありませんので、遠慮した気持ちから砂をかけることもあるようです。
3.健康への配慮
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猫の身体には多くの雑菌がいるので、排泄物の処理が衛生的でなければ病気に感染するリスクが高まります。
安全に健康に生きるために人間が水洗トイレで水を流すように、猫は砂をかけて清潔にしている説もあるようです。
飲み水や食べ物がトイレの近くにあるのを嫌がるのは、排泄物は不潔であると分かっているからなのかもしれませんね。
気を付けたいトイレ仕草
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トイレをした後に砂をかけずに一目散に飛び出すときは、トイレに不満を持っている場合が多いようです。
同じように、砂に肉球が触れないようにトイレのふちに立って排泄をしていたり、エアー砂かけをする、トイレの周辺の壁をカキカキするのも、トイレ環境が嫌なときの猫の仕草です。
まとめ
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猫がトイレで『砂かけ』する3つの理由と注意点についてお伝えいたしました。
猫がトイレへ砂をかける理由には、様々な気持ちのあることが分かりましたね。
猫はトイレに大変こだわりのある動物で、仕草や行動の一つ一つが猫の体調を確認するバロメーターになります。
気に入らないトイレでは我慢をして健康を損なってしまいますから、爽快に豪快に砂かけをしてもらえるようにトイレ環境を整えたいですね。