猫が『トンネルおもちゃ』を喜ぶ理由3つ!簡単DIYレシピを紹介♡

猫が『トンネルおもちゃ』を喜ぶ理由3つ!簡単DIYレシピを紹介♡

最近よく見かけるのが布製の「トンネルおもちゃ」です。雑誌の付録になるくらい人気のおもちゃですが、いったい何がそんなに猫にウケているのか、猫の生態からその秘密を探ってみましょう。また「うちの猫が遊ぶかどうか分からない」という方には、簡単なトンネルの作り方をご紹介します。

猫はなぜトンネルがお好き?

側溝から見上げる母子

1.安全で落ち着く

自然界では、猫は岩穴や背の高い草むらなど穴のような周りを囲まれた場所で休みます。他の動物が掘った巣穴も大好きで、身近なところでは脱走した猫が裏山のタヌキやアナグマの掘った穴に隠れていた例もあります。

また道路わきの側溝を獣道にしたり、そこで子育てをしたりする母猫も少なくありません。

「穴」は雨風が避けられて、横や上からふいに襲われる心配もありません。特に前から襲われても後ろに逃げられる「トンネル」は、猫が一番安心できる要塞的存在なのかもしれません。

2.身を隠せるのでワクワクする

紙に包まる灰色猫

猫の狩りは上手に隠れられるほど成功します。遊ぶ時にも、やはりトンネルのような完璧な隠れ場所があった方が奇襲は成功する、と考えるのでしょう。

トンネルの中で今か今かとチャンスを狙う気持ちは、誰かを脅かそうと隠れている人間の心理と同じかもしれません。カーテンやソファの陰もいいけれど、部屋の真ん中で堂々と隠れられるトンネルおもちゃは気分がより盛り上がるのかもしれませんね。

3.遊びが複雑になる

トンネルと猫たち

最近の布製トンネルは大変軽く、ぶつかっても痛くないので猫は投げたり飛ばしたりして遊べます。またCMで箱に飛び込む猫が有名になりましたが、あれの応用でしょうか、弾丸のように内側を駆け抜けていく猫もいます。

一見ただの「わっか」ですが、軽さゆえの予想不能な動きが猫たちをより新しい遊びに駆り立てているようです。

作ってみよう!段ボールでトンネル作り

段ボールに挟まるシャムの子猫

段ボールは猫が大好きな素材の1つですから、これでトンネルを作ってみましょう。簡単なのはビールケースを利用する方法です。

子猫

子猫なら500ml缶のビールケースを横に倒すだけで立派なトンネルになってくれます。しかしできれば縦に2つ連結して長いトンネルにしてあげると、ワクワク感がもっと上がるはずです。

おとなの猫

おとなにビールケース1つは狭すぎます。ケースを2つ用意して大きなトンネルを作りましょう。

  1. ケースを開いて横に並べ、ガムテープで貼り合わせて1枚の大きな板にする。
  2. 直径が猫の体高程度の円筒形に丸めてガムテープでしっかり止める。
  3. できれば同じものをもう1つ以上作って連結し、長いトンネルにする。

これ以外にもビールケースをつなぐ方法はいくつかありますが、わっかにするとトンネルが転がりやすいので、好奇心の強い猫には向いているかもしれません。

まとめ

みたらし♂ / 1歳 / 雑種(ミックス) / 4kg

猫にとって遊びは狩りの練習です。しかしおとなの猫が必要以上に狩りをするところを見ると、狩りは楽しいレクリエーションでもあるのです。

そこに安心できて安全に獲物(おもちゃのネズミ)を狙える素敵なトンネルがあればなおのこと。猫は気分が最高に盛り上がって、狩りごっこやかくれんぼを楽しんでいるのではないでしょうか。

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