猫に最適な『フードボウル』の正しい選び方5つ

猫に最適な『フードボウル』の正しい選び方5つ

「食べる」という行為は、生きる物全てにとって大切で楽しみなことでしょう。人間からすれば完全室内飼いは安全ですが、猫からすれば閉じ込められているので刺激は少ないでしょう。そんな環境ではせめて食事は猫に楽しんでもらうために、猫にとって最適な食器(フードボウル)を正しく選んであげましょう。

1.食器(フードボウル)は贅沢に

ナプキンをして食事をする前の猫

ご飯や水には気を遣っていても、フードボウルが悪ければ食欲は半減してしまいます。

多少質が悪くても安価なものを選んでしまいがちな猫用食器ですが、陶器製品の場合、安価なものは高温で焼いていないために釉薬がフードへ流れ出てしまうことも。

また、高価なものであっても、金属の食器は匂いがフードへ移ったり、アレルギーを引き起こすこともあります。

食器が食事の邪魔をしなければ、猫の食欲も違ってきます。毎日使うものですから、嗅覚の良い猫達のために、陶器製のきっちり作られているフードボウルを選びましょう。

2.ヒゲのあたらない大きさ

顔をコップに突っ込む猫

猫は敏感なセンサーであるヒゲがボウルに当たってしまうと、食べなくなったり飲まなくなったりします。

ヒゲが当たらないように、浅めで大きい間口の食器を選びましょう。猫は基本的に食べるのがあまり上手ではないので、広さのある食器であれば床にご飯が落ちなくて良いでしょう。

3.清潔に保ちやすいもの

食洗機の引き出しを開ける男性を見つめる猫

プラスティック素材のフードボウルはやめましょう。一度使うとプラスティックに小さな傷が付き、その中にフードのカスが残ってしまい雑菌が繁殖しやすくなります。

猫の顎の下にできる黒ニキビも、プラスティックの食器が原因と言われています。特に置きフードをしている場合は、必ず清潔に保てる食器に変更してください。

洗剤で洗ったり漂白するから大丈夫、などと思わないでください。漂白はもってのほか、洗剤も猫にとって必要ありません。

水と手、もしくはスポンジで洗いやすいフードボウルが衛生上良いでしょう。

4.高さを調節できるもの

高さのある食器で食べる猫

フードボウルに高さがある方が、猫の吐き戻しなどを防げます。脚の付いている食器を選ぶのも良いですが、個体差があるため購入した高さが常にベストとは限りません。

食器の下に台を置けばいくらでも高さを調節できます。成長過程や猫の様子を見て変えられる台を用意しましょう。

特に、文庫本くらいの大きさで2〜3センチの厚みの板などを3つくらい準備して、猫が食べやすい高さや角度を探ってみましょう。

5.安定しているもの

安定した重厚感のある食器で食べる猫

猫は食べる時に荒っぽくフードボウルに向かうことがあります。その度にお皿が動いてしまっては困ってしまいます。

ある程度ずっしりとした重さのある食器を選び、猫が安心して食べられるようにしてあげてくださいね。

まとめ

全員集合のご飯風景

猫に最適な『フードボウル』の正しい選び方5つについてお伝えいたしました。

猫達が喜んでご飯を食べている時間は、見ている人間にとっても嬉しいひと時ですよね。この大切なひと時を邪魔することがないように、フードボウルには是非ともこだわってくださいね!

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