1.ご飯の時間
猫の体内時計は、ご飯の時間をかなり正確に記憶しています。その時間近くになるといつもの場所に待機し、給餌されるのを待つ猫は多いようです。毎日同じ時間にご飯をあげていると、その時間をしっかりと記憶しています。
実際の飼い主さんの話でも、ご飯の時間になる数分前から待機している、数分も狂わずに要求をしてくるなどという話があるくらいです。猫にとってご飯はとても楽しみなひと時。心待ちにしていても不思議はありません。
2.飼い主さんの起床時間
飼い主さんの起床時間を記憶している猫も珍しくありません。毎日、同じ時間に起こしてくれるようです。猫目覚まし時計、とても便利なよう。
しかも猫は曜日の把握までできるようで、飼い主さんの休日には起こさない、という芸当もお手の物。猫を飼ってから目覚まし時計がいらなくなった、という方もいます。
3.飼い主さんの外出や帰宅の時間
猫は飼い主さんの外出時間や帰宅時間まで把握しています。出かける時は少し前に玄関でお見送りの為の待機をし、帰宅時間にはやはりお迎えの体制を整えているのです。
在宅勤務中であっても飼い主さんの仕事が終わる時間を把握しているようで、見計らったように近寄ってくるのだとか。ライフスタイルの変化に合わせて、新しいタイマーがセットされることもあるようです。
4.時間の間隔
時間の間隔も分かっているようです。わずか数秒の違いも認識できるのだとか。ただこれは訓練をした場合です。でも訓練をしてできるということは、潜在的にその能力を持っているということになります。数秒単位で認知できるなんて、猫の体内時計はどこまで精密なのでしょうか?
5.自分の家
真相が明らかにされたわけではありませんが、遠方から自分の家に帰ってくる「帰省本能」に体内時計が関係しているといわれています。
遠く離れていると猫の体内時計と今いる場所の太陽の位置にズレが生じる為、それを修正しようと移動することで元の場所に戻るということ。確かに信憑性がありそうです。
実際、何百キロと離れた場所から猫が自宅に戻った例は複数報告されています。猫がどうやって遠くから自分の家に帰るのか、その秘密が解明される日が来て欲しいですね!
まとめ
今日のねこちゃんより:チョコ♂ / 茶トラ / 5.1kg
猫の体内時計はかなり正確だということを、猫の飼い主さんは知っています。一緒に暮らしているとそう思える行動が良くあるからです。猫にご飯を要求されて、ご飯の時間を思い出すということもあります。
一番頼りになるのは、自分の手で止めてしまう目覚まし時計ではなく、起きるまで起こしてくれる猫時計なのかもしれません。