誤解される猫のイメージ
誰が最初に言い始めたのかはわかりませんが、昔からある猫のイメージというものがあります。
しかし、実際に猫を飼っている人にはわかりますが、そのイメージは全くと言っていいほど誤解されているものも混ざっています。
今まで「常識」とされていた猫のイメージを一度忘れていただいて、ぜひ本当のリアルな猫のイメージを知って下さい。
これは、猫のことをあまり詳しく知らないという人も豆知識程度にぜひ読んでみていただきたいです。猫に対しての認識が180度変わるかもしれません。
1.猫は魚が好き
「猫は魚が大好き」というイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。
実際に、猫用のおやつには魚味にちなんで「サーモン味」やら「カツオ味」といったものも多く販売されています。
しかし実際のところは肉食動物なので、魚よりも肉の方が猫の体には良いのです。
もちろんキャットフードとして猫が食べやすいように加工されているものは別ですが、生魚と生肉が目の前にある時には、生肉の方が猫の消化器官の作り的には優しいです。
「猫は魚が好き」というイメージは日本だけで横行しており、海外のキャットフードは肉類を加工しているものが多いです。
そもそも猫の祖先は砂漠に住んでいたリビアヤマネコですので、川や水辺とは無縁の場所に住んでいました。そのため魚を食べて消化するという体の機能は発達していませんので、肉類の方が向いているのです。
2.クールな生き物
猫といえば「クールな生き物」と思い浮かべる人は多いと思います。
実際犬と比べると、人間にとってはわかりにくい愛情表現をしてくるかもしれません。しかし子猫から家で育てた猫で、しかも性別がオスだったりすると、非常に犬に近い性格を持つ子が増えます。
「人と距離を取って生きていく」という猫のイメージを覆すほど、べったりと甘えてきたり、飼い主の姿が見えないだけで不安になって鳴いてしまったりという事が多くなるのです。
これには「猫を飼いたい」と思っていた飼い主もびっくりするくらい、思わず「犬を飼ったのだっけ?」と自問するほど印象に変化がおきます。
猫の性格によって、イメージ通りの子もいえば犬のイメージの方が近い猫もいるのです。
3.いう事を聞かない
「猫は人の言う事を聞かない」と思っている方はいらっしゃいますか。
流石に犬ほどは聞かないのですが、全く聞かないと言うわけではありません。名前を呼べば振り向いたり中には近寄ってくる子もいます。
しかしこれは毎回ではなく、猫の気分によって変わります。
また、犬ほどではないのですが、飼い主の気持ちを察してくれる場面も多いです。夫婦が喧嘩していれば治るまで静かにしており、終わった後に甘えにいったりなど細かな気遣いもしてくれるのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:てこ♀ / ラグドール / 4.1kg
猫に関して強い固定概念を持っている人ほど、実際に飼い始めるとびっくりすることが多いと思われます。
そんな意外性も含めて猫の魅力ですので、ぜひ楽しんでください。