猫が警戒することも!注意すべき『苦手な言葉』3つ

猫が警戒することも!注意すべき『苦手な言葉』3つ

猫も人間の言葉をある程度は理解できると言われています。猫を飼っている方は、「自分の言葉を理解してくれている」と思う瞬間は度々あるでしょう。「ご飯」や「おやつ」など、猫が好きな言葉もあれば、恐怖心を抱くような苦手な言葉もあります。気をつけないと警戒されてしまうかもしれません。そこで今回は、猫が苦手な言葉をご紹介します。

1.「ダメ!」

猫を叱る人

猫がイタズラをしたときに、飼い主さんは「ダメ!」と言いますよね。

猫は、優れた聴覚により、微妙な音の違いを聞き分けることができます。飼い主さんが「ダメ!」と叱るときは、大きく低い声になりますよね。

猫は、大きく低い声が苦手なので、「ダメ!」の言葉の意味を理解しているというよりは、「苦手な音」と認識して逃げ出すのでしょう。

愛する猫の身の安全を守るためにも、時には叱ることも大切ですが、猫のイタズラは遊びの延長。本能によるものなので、叱られてる理由を理解できません。

信頼関係を壊してしまうかもしれませんので、「ダメ!」も程々にしましょうね。

2.「掃除機」

掃除機を嫌がる猫

人間の何倍も優れた聴覚を持つ猫にとって、掃除機の音はまさに騒音。

我が家の猫は、「掃除機!」と言うと一目散に逃げ出します。「掃除機!」という言葉の音の高さやイントネーションを聞き取ったあと、あの大きい音がする=嫌なことが起こるという、図式が出来上がるのです。

猫は、記憶力にも優れているため、自分の身に起こったことを覚えています。また、猫は身の危険に関する言葉は生きるための本能により、よく覚えると言われています。

猫にとって嫌な行為を思い出させる言葉は、警戒してしまう要因となるのです。

3.「行くよ!」

ケージの中の猫

室内飼いの猫にとって、「行くよ!」という言葉は警戒する言葉の1つかもしれません。「外に行く=病院」といった、猫にとってはマイナスのイメージだからです。

病院ではなくても、狭いキャリーケースに拘束されることは、猫にとっては大きなストレス。飼い主さんが「行くよ!」と言って、キャリーケースを出したときには、家中を逃げ回るなんてこともあるでしょう。

猫は自分の身に危険が及ぶことを感じ取っているのです。外に連れ出すときは、「行くよ!」と声を掛けずに、静かに準備をしましょうね。

まとめ

隠れる猫

猫は、人間でいうと2~3歳ほどの知能があると言われています。また、聴覚や記憶力に優れているため、食べ物や身に危険が及ぶ言葉はよく覚えるようです。

飼い主さんが何気なく発した言葉で、猫がストレスを感じ警戒してしまうこともあります。愛する猫に恐怖心を与えないよう、言葉選びが大切なのかもしれませんね。

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