白猫の遺伝子が『最強』と言われる2つの理由!性格や特徴を徹底解剖

白猫の遺伝子が『最強』と言われる2つの理由!性格や特徴を徹底解剖

昔から突然変異で白い色を持つヘビは信仰の対象になりました。ウエディングドレスも白であるように、白い色に人間は高貴さ、優雅さ、清潔さなど様々な感覚を持っています。それでは不思議な色である白猫について考えてみましょう。

1.白い遺伝子の強さ

青い目の白猫

白い遺伝子は大文字Wで表されます。他の色遺伝子より優性で、片方の親がWWという遺伝子を持っていれば、その子供達は皆白色の被毛を持って生まれてきます。これが白猫の遺伝子が最強と言われる一つなのです。ちなみに白猫は鼻や肉球は全てピンク色になります。

2.可愛がられる要素の高さ

可愛い白猫

ロシアの遺伝学者であるベリャーエフ兄弟が野生のキツネの家畜化への研究を1950年代から始め成果が出ています。キツネ達は犬のように人間に懐き遊びを要求し甘えるそうです。そのキツネ達は行動だけではなく見た目にも白いまだら模様が出はじめました。人間の近くにいる動物は白い色を持っています。例えばホルスタインなどの牛やにわとりもそうです。白い色を持っていると人間に可愛がられやすいという結果を促します。やはり白い遺伝子は生きる上でも最強なのです。

特徴は?

パソコンの側のオッドアイの猫

野生では、保護色にならない色をした被毛をほぼまとっていません。ホッキョクグマは南極大陸に住んでいるので白色、雪の中で目立たない白ウサギは夏に地面の色に似せ変化します。

白い色は自然界では目立つので敵に狙われやすく、色素の生成ができない白子であるアルビノは日光に当たると問題があり、白い被毛でブルーの瞳を持つ種は難聴の率が高くなります。オッドアイでは左右の色が違いますが青い目の方の耳はほぼ聞こえません。

性格は?

野外で座る白猫

白い被毛の持つ特徴を考慮に入れると、怖がりで神経質なタイプが多いと言われています。

ただし面白い検証結果もあります。2010年に東京農業大学の卒業論文で、「茶トラ、茶トラ白、キジトラ、キジトラ白、三毛、サビ、黒、黒白、白」という8種類の計244頭で猫の性格アンケートが猫と暮らす人間へ行われました。その論文での白猫は「賢い」「攻撃的」な点数が高く、「神経質」「臆病」「警戒心の強さ」「温厚さ」は低い点数でした。完全室内飼いが徹底されていると危険性が無いために性格は変化してくるのかもしれませんね。

まとめ

そらくん

白猫の遺伝子が『最強』と言われる2つの理由!性格や特徴を徹底解剖についてお伝えいたしました。

私達の生きる地球では理由があり物事が進んでいます。野生ではなかなか生き続けるのが難しい白猫であるために、多くの子孫を残すよう優性遺伝子になったのではと考えてしまいました。命を大切に毎日を充実して愛猫と生きていきたいですね。

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