1.落ちるぅぅ!
飼い主さんの足にしがみついた時や抱っこされた時など、落ちないように爪を立てることがあります。これは自分の身を守るためであって、飼い主さんを傷つけようとしているわけではありません。
爪が尖っていると、これがまた痛い!ブスッと刺さること必至です。カットしておかなかったことを後悔する瞬間です。でも猫に悪気はないので、叱らないであげてください。爪はマメにカットするようにしておきましょう。
2.爪とぎするにゃ
爪とぎする時に爪を立てます。これにより表面にある古い爪を剥がし、下にある尖った爪を出しているのです。ちょうど玉ねぎの皮を剥くようなイメージです。
バリバリッと豪快な音を立てて真剣に研いでいる姿、可愛いですよね。猫の本能でもあるので爪とぎを止めることはできません。思う存分研げるように研ぎやすい爪とぎを用意してあげましょう。
3.本気の攻撃だにゃ
猫が本気で攻撃をする時はバッチリと爪を立てます。遊びであれば爪は立てません。相手に痛手を食らわせるつもりなのですから、武器である爪を立てるのは当たり前といえば当たり前です。
もし猫から本気の攻撃を受けた時はとても危険!素早い動きと鋭い爪、そして牙。まず人では太刀打ちできないでしょう。ですから攻撃を受ける前に退散するのがオススメです。
日常生活を送っているうえで飼い主さんに攻撃を仕掛ける事態になることは少ないと思います。ですが猫が何らかの理由で威嚇をしている場合は、ご機嫌が直るまでそっとしておきましょう。
4.モミモミ中だにゃ
猫が飼い主さんのお腹や毛布など、柔らかいところに前足でモミモミするあの行動。子猫気分を思い出しているといわれています。この時前足を交互にグーパーするのですが同時に爪を立てるのです。
尖っていると飼い主さんには激痛が走ります。「爪を切っておけば良かった…」と本気で思う時です。いつ何時、猫がモミモミしてくるか分かりません。猫の爪はマメにチェックして、尖っていたらカットするようにしておきましょう。
5.伸びをしております
起きた時や立ち上がった時などに行う伸び。この時にも爪を立てます。ぐいぃ〜っ!と前足を伸ばした時に良く観察してみてください。爪が出ているはずです。爪先まで伸ばしているということなのでしょう。
猫の伸びには様々な効果があります。気分をリフレッシュするのはもちろん、血流を良くする、筋肉をほぐすなどです。同時にあくびをすることも。ここはあまり人と変わりありませんね。
まとめ
今日のねこちゃんより:Luke♂ / 1歳 / ベンガル / 5.8kg
猫が爪を立てる時には様々な心理があることが分かりました。気をつけたいのが、本気の攻撃の時です。滅多にあることではありませんが、そこまで怒りが至らないように注意してあげてください。
猫の爪が尖っていると、飼い主さんに刺さる以外にもカーペットなどに引っ掛けてケガをしてしまう可能性があります。完全室内飼いでは喧嘩も狩りもする訳ではありませんので、尖っていなくても大丈夫です。マメにカットしてあげてください。