1.適度に温められているから
なんといっても猫は自分が快適に過ごせる場所を見つける達人(猫?)です。飼い主さんが座っていた場所は適度に温かさがあり、猫にとっては魅力的に思えるのでしょう。
ですからちょっと席を外したスキにさっと横取りしてくれるのです。その素早さは正に光速級でしょう。飼い主さんが戻ってきた時、何食わぬ顔でいるのがポイントです。猫がデ〜ンと居座るその狭い端っこに、遠慮しながら座るしかありません。
2.前々から狙っていた
きっと前々からじ〜っと、飼い主さんがどくのを待っていたのです。「あの場所、快適そうだにゃん」とバレないようにポーカーフェイスを装いながら狙いを定めていたのでしょう。
そして飼い主さんがどこかへ行ったとたんに「やった!」とばかりササっと横取り。その後はドヤ顔で居座り続けることでしょう。席を外す時は代わりにぬいぐるみか何かを置いておくと、もしかしたら横取りを防げるかもしれませんね。
3.他人の芝生は青く見える現象
同じものでも人のものってなぜか良く見えるじゃないですか?猫を観察していると、どうも同じ現象が起きることがあるようで…。
きっと飼い主さんが座っている椅子やクッションがより良く見えてしまったのでしょう。それで取った行動が「横取り」。なんとも猫らしいというか、自分の気持ちに素直に動くということが良く分かります。でも横取りは良くないぞぉ!
4.飼い主さんの匂いがするから♡
これはちょっと嬉しい理由です。飼い主さんが座っていた場所ですから、匂いがして当たり前。少しでも近くにいたいという気持ちから、横取りしたのかもしれません。甘えん坊猫がやりそうな行動です。
ただ実際猫に聞いてみたわけではないので、確かなことは分かりません。でも匂いで様々なことを判断する生き物ですから、信頼できる人の匂いに包まれて安心したいと思っても不思議ではないでしょう。こんな理由で横取りしてくれていますように、との筆者の願望もちょっと入っています。
5.ナワバリ主張
猫の体には様々なところから、自分の匂いを放出する器官があります。ご存知のように頰はもちろん、肉球やしっぽの付け根や体の側面もそうです。
つまり猫がいる場所にはその猫の匂いが付くということ。飼い主さんが座っていた場所を横取りすることで、自分の匂いをつけてナワバリ主張している可能性も考えられます。
「この快適な場所は自分のにゃん!」と言っているのでしょう。人のものであっても遠慮なく使う猫ならば、やりそうです。
まとめ
今日のねこちゃんより:ライチ♂ / 2歳 / キジシロ / 5.4kg
快適な場所を横取りされるのは猫あるあるです。猫の飼い主さんならば一度は体験したことがあるでしょう。でもそんな気ままさも猫の可愛いところ。「も〜!」と言いながら心の中では許している飼い主さんたちの姿が目に浮かぶようです。