1.子猫気分が抜けないから
猫は、避妊・去勢術をしたあとは、終生、子供心を持ち続けると言われています。第一にしなければならない繁殖行動をする必要がなくなるからです。雌猫をめぐる争いも、常に緊張感を持って子育てをする必要もないのです。
手術をしたからと言って、全ての猫に当てはまる訳ではないですが、甘えん坊気質の猫は子猫気分が抜けず、飼い主さんに寄り添い、顔の近くで寝たがるようです。
布団や飼い主さんのパジャマをフミフミするのは、子猫時代の名残から来るものです。
2.信頼しているから
猫は野性時代、いつ敵に襲われるかわからない緊張状態にありました。高い木の上や、暗く狭い場所に身を潜め、自分の身を守っていました。そのような名残から、猫は安心できる場所を探し求め、眠りにつきます。
そんな猫が、飼い主さんの顔の近くで眠るというのは、それだけ飼い主さんを信頼している証拠。元々警戒心の強い猫が、「ここは安心できる場所」と認識しているのです。
3.甘えたい
子猫は、母猫に抱かれて眠り、成長していきます。飼い主さんを母猫だと思っている猫は、母猫に甘えるように、飼い主さんに甘えます。
去勢した雄猫は、甘えん坊が多いようですが、我が家の猫は、まさに去勢済みの雄猫。布団の中に入ってきたり、私の顔の横で寝ていることがあります。
猫が飼い主さんの顔の近くで寝たがるのは、「甘えたい」と思っているときでもあるのです。邪魔をしないように、そっと見守ってあげましょうね。
まとめ
今日のねこちゃんより:はち子♀ / 1歳 / 雑種(ミックス) / 3.8kg
いかがでしたか?顔の近くでスヤスヤと眠る姿を見られるのは、飼い主さんにとっても至福のときでしょう。
しかし、嬉しい反面、潰してしまわないか気がかりで寝不足…なんてこともありますよね。猫は飼い主さんを信頼し、安心しているのは間違いありませんので、大目にみてあげてくださいね。