愛猫のためにふちが短いエリザベスカラーを作ってみた!

愛猫のためにふちが短いエリザベスカラーを作ってみた!

愛猫の顎に傷ができて、引っ掻かないようにエリザベスカラーをすることに・・・でも、大変そうで可哀想でどうにかしてあげられないかと思い改良したエリザベスカラーをクリアファイルで手作りすることにしました。

改良型エリザベスカラーを作った!

 
愛猫「リンクス」の顎に傷ができました。最初は小さな傷でしたが引っ掻いてしまい、どんどん大きくなり毛が抜け始めて、じくじくした傷になってしまいました。

病院に行ったところ、エリザベスカラーをして1週間様子を見て治らないようなら薬を使いましょうということで、エリザベスカラーを購入して帰ってきました。

ことの発端は

もとはといえば心配性な私が、リンクスの顎ニキビを気にしてネットで調べて、目の細かいコームでブラッシングしてあげると顎ニキビが取れると見たことがきっかけでした。早速、コームを購入し頻繁にブラッシングしていました。頻繁にし過ぎたせいで、皮膚を傷つけてしまったのが傷の原因だと思われます。リンクスには、申し訳ないことをしたと何度も謝りました。

苦労している愛猫を見て

私のせいでエリザベスカラーを付けることになったリンクス。いざ着けてみると結構大きくてあちこちにぶつかるしトイレをまたごうとするとぶつかってまたげないし。ウンチをするとエリザベスカラーのふちにつきそうだし、水を飲んだ後、顔を振ると遠心力でひっくり返るし…。

お気に入りの狭い場所もエリザベスカラーが引っかかって登れないし、寝にくいしでクッションの上で顔をクッションから外に出して寝るのが唯一楽なようで、そこからほとんど動かなくなってしまいました。しゅんとしている姿を見ているだけで可哀想になり、どうにかできないかと思い悩みました。

傷は顎だし、顎さえ引っ掻かなければいいのでは…。もっとふちを短くしてあげられないかと思いつき手作りすることを考えました。そして、思いついたのがクリアファイルを改良して作ることでした。

改良型エリザベスカラーを作るための材料

  • クリアファイル
  • はさみ
  • バイアステープ
  • マジックテープ

改良型エリザベスカラーの作り方

1.病院で購入したエリザベスカラーからクリアファイルに型をとる

作製工程1

クリアファイルに病院で購入したエリザベスカラーをしっかり動かないように押さえて型をとりましょう。

2.とった型をカットする

作製工程2

先ほどの1でとった型に沿ってハサミで切っていきます。

3.首の部分にバイアステープをミシンで縫い付ける

作製工程3
作製工程3

首の部分にバイアステープをミシンで縫い付けて縁取っていきます。

4.ふちを短くカットする

作製工程4

短くしたい分だけふちを切っていきます。

5.とめる部分にマジックテープを貼る

作製工程3

猫の首に合わせて、止める部分にマジックテープを貼ります。

6.完成!

作製工程6

上の写真のようになれば完成です!

愛猫リンクスに改良したエリザベスカラーを使ってみた!

つけたとたん、動きやすくなったようで嬉しそうに2階まで走り回っていました。トイレもすんなり行けるようになり、うんちもふちにつける心配もなくなりました。何よりお気に入りの狭い場所に入れるようになったことが、とても嬉しいようでした。そして、クリアファイルだと素材が柔らかいので、どこでも寝られるようになりました。

下記の写真は、病院から購入したエリザベスカラーを付けているリンクスと改良版エリザベスカラーを付けているリンクスです。だいぶ、ふちの長さが違うのがわかると思います。

病院から購入のエリザベスカラー
改良版エリザベスカラー

まとめ

作製は、バイアステープをミシンで縫うときに曲線に沿って縫わないといけないので少し難しかったですが、病院から購入したエリザベスカラーを型紙のようにしたので、全体的には簡単に作ることができました。

なにより傷を引っ掻くことなく、リンクスがなるべく普段と同じように過ごすことが出来るようになったのが、本当にうれしく思います。

あまり心配し過ぎて、お世話を焼き過ぎるのもいけないなと反省し早く傷がきれいに治ってエリザベスカラーを外せる日が来ることを願っています。
 
この改良型エリザベスカラーで足の先としっぽくらいしか舐めることができなかったので、他のネコちゃんにも役に立てるといいなと思っています。

スポンサーリンク