1.できるだけ多くの人に会わせる
猫が社交的な性格になるかは、幼少期の過ごし方と父猫の遺伝子が影響すると言われています。
生後3~9週の間に接する動物に対しては、敵対心を抱かなくなるようです。この期間に多くの人間と一緒に過ごすと、人間への警戒心が和らぐという訳です。
子猫のうちからできるだけ多くの人間に会わせ、「お客さま大好き」な猫に育て上げましょう。
ただし、猫の扱い方がわからない子供に会わせるときは注意が必要です。猫との遊び方や撫で方を教えてから会わせるようにしましょう。
猫をオモチャのように扱ってしまうと、トラウマとなり人間嫌いになってしまう可能性があるのです。
2.たくさん体に触れる
体を触られたり、抱っこをされるのが苦手な猫もいますよね。
子猫の頃にいかに人間に触れられるかによって決まり、たくさん触られた猫は大きくなっても人間に触られるのを嫌がらなくなります。
子猫のうちから、たくさん撫でたり抱っこをしてあげましょう。そうすることで初めて会う人間でも、ためらうことなく触れ合うことができるのです。
友人や、配達業者の人にも「スリスリ」するような、「お客さま大好き」な猫に育ってくれるでしょう。
3.おやつを手であげる
猫は単独で狩りをしていた動物。野性時代には、もちろん人間と触れ合うことはなく、人間の手から食べ物をもらうなど考えられないことでした。
しかし、ネズミの捕食者として人間が猫を選び、狩りをしなくてもエサにありつける人間を猫が選びました。ただ、猫は元々警戒心が強いため、信頼関係を築くのが困難なこともあります。
そこで、おやつを手であげるようにすると、猫は自然と人間に近寄ってくるようになります。おやつの誘惑には勝てないのかもしれませんね。
おやつを手で与えるようにすると、猫も少しずつ人間に心を開き、安心感を抱くようになります。そのうちに、「人間=おやつをくれる」と学習し、人間を見るとスリスリとおねだりをするようになるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:つぼみ♀ / スコティッシュフォールド / 1.5kg
いかがでしたか?お店や宿泊施設などでも「看板猫」と呼ばれる猫がいるほど、人懐っこく社交的な猫もいますよね。
やはり子猫の頃の過ごし方がポイント。たくさんの人間に囲まれて、触れ合うことが大切なのです。
「お客さま大好き」な猫に育つと、友人や家族を家に招きやすくなったり、長期の留守のときに預けやすいなどのメリットもあります。
できるだけ一緒に過ごす時間を増やし、「お客さま大好き」な猫に育てましょう!