1.家や庭を荒らされるから
- 柱や畳をボロボロに、床をシミだらけにされる
- 尿の匂いが染みついて臭い
そういう家には猫好きでもなかなか遊びに行きにくいものです。またそうなるとリフォームが必要なので、猫OKの賃貸物件が少ない理由にもなっているようです。
- 庭に糞尿をする
- 植えたばかりの花や球根をほじくり返す
猫の糞尿の臭いは強烈ですし、植物にかかれば枯れてしまいます。またせっかくきれいに植えた花を台無しにされれば腹が立って当然です。
2.猫は汚い・不潔だから
きれい好きな方にとって、猫は天敵かもしれません。
- 衣類その他が毛だらけになる
- 病気やノミダニをばらまく
- 食卓や流しの上を土足で歩き回る
- ネズミや鳥を持ってくる
- お尻などを舐めた口でなめてくる
猫好きであっても、これは最大限気をつけたいところです。
3.生理的に受け付けないから
「生理的」というのは、本人にもどうしようもない理由です。
- 発情期の声が不気味
- 毛皮の模様が気持ち悪い
- 何を考えているか分からなくて怖い
- 爬虫類のような冷たい目がいや
かたよった知識が恐怖を倍増しているのかもしれませんが、知ったからと言って怖くなくなるとは限らない。それが生理的な嫌悪感ではないでしょうか。
4.「猫好きな人」が嫌いだから
非常に残念な理由ですが、猫好きな人と関わるのが嫌で猫まで嫌いになる人は少なくありません。
- 嫌いだと言っているのに押しつけてくる
- 猫に赤ちゃん言葉を使って気持ち悪い
迷惑ですが、これは序の口。
- 隣の家猫が自宅の庭を荒らしても知らん顔
- 外猫の給餌方法がひどい
- 注意しても聞いてもらえない
テレビでもよく取り上げられる飼い主のマナーの悪さですね。
- 「猫好きに悪い人はいない」
- 「猫嫌いは冷たい人」
- 「嫌いでいいから虐待しないでね」
ネットでも実生活でも折りに付け見聞きする、暗に人を拒絶する言葉の数々。それが軽口でも言われれば傷つきますし、ますます嫌になるのは無理のない話です。
まとめ
猫嫌いな人は猫を避ければいいし、好きな人は好きなままでいればいいのです。どんな人にも「好き嫌い」はあるのですから、好きや嫌いの感情は理解できるはず。猫嫌いには理由がありました。
嫌いなものは嫌いなのです。そう考えると気持ちを分かるのもそう難しいことではなさそうです。少なくともあふれる猫愛がかえって猫嫌いの原因にならないよう、猫好きサイドも気をつけることがありそうですね。