1.猫の気持ちが分かるようになる
猫の言葉は実に多様です。鳴き声はもちろん、顔の表情、目の輝き、耳やヒゲの位置、しっぽや手脚や身体全体の動作など、常に全身でおしゃべりをしています。ですからそれらをまとめると一冊の本になるくらい。全部を覚えるのはとてもじゃないけど大変です。
しかし簡単なアイコンタクトを1つ覚えるだけでも、日頃猫がどんなに「飼い主さん大好き」と言っているかが分かります。1つから始めて少しずつ猫語を増やしてみませんか?
2.イタズラを怒る回数が減る
猫は案外詮索好き。まるで人間の子どものように見たら突進していくのが猫の性です。飼い主さんは壊れて困るものを置かないことでそれに対抗するのが普通ですが、イタズラの回避には実に様々な方法があるのです。
基本は興味を他に向けること。猫を退屈させない方法や遊び方の工夫は本や雑誌、ネットの個人サイトなどを探すとたくさん出てきます。イライラを溜め込んでいくくらいならダメ元で1度調べて試してみるのもいいと思いますよ。
3.病気に素早く対応できる
知っているのと知らないのでは大違い。病気だけは少しまとまったものを読んだ方がいいでしょう。とはいえメジャーな病気は10種類程度。そして残念ながらほとんどの猫が1度はこれのどれかにかかります。
猫特有の病気・年齢別の病気・予防や症状・治療や対処方法など、ざっとでいいので頭に入れておけばいざという時素早い治療につながります。早期発見&治療は猫も同じ。治療費も安く辛い思いをする期間も少なくて済むのです。
4.もっと猫が好きになる
猫のことを勉強すると猫がもっと好きになります。その理由は観察力が上がるから。猫を理解しようと勉強し見つめ続けているうちに、今まで知らなかった魅力に気がつくからです。
それはウチノコに限ったことではありません。不思議なことにヨソノコまで可愛く感じるようになる。猫の勉強って生活が楽しくなる方法の1つなのかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:しらす♂ / 1歳 / アメリカンショートヘア / 4.3kg
猫を飼い始めた20年前は本はあっても一般的なことだけで、猫のあれこれは当時流行っていた猫の漫画から学びました。しかし今はインターネットがありますし詳しい本もたくさん出ています。しかも通信教育で専門知識を勉強できて逆に迷うくらいです。
どこまで学ぶかはその方次第。ただどんなアプローチをするにしても猫の知識はいつかどこかで役立ちます。その折々で調べる方もぐいぐい行こうとする方も、猫愛をエネルギーにしてずっと学んでいってくださいね。