猫が床で滑りまくってる~!肉球周りの毛が伸びすぎている時の対処法

猫が床で滑りまくってる~!肉球周りの毛が伸びすぎている時の対処法

カーブを曲がる時に滑って体勢を崩したり、立ち上がる時にズルッとしている姿を見た事はありませんか?実は肉球が機能していないために起こる猫の行動です。なぜなのか原因を探ってみましょう。

肉球周りの被毛はどうしたらよい?

肉球周りがフサフサのノルウェージャン

肉球の周りに生えている毛はタフトと言われます。しかしとても可愛いのですが残念ながらカットした方がよいのです。

特に長毛種は肉球が隠れるくらいにミッシリとフワフワな被毛が見られることがあるでしょう。雪の上や冷たい場所を歩くには肉球を守るために適している長い毛ですが、完全室内飼いの猫には必要がありません。ちなみに肉球自体に毛根は無いので毛は生えていません。

毛が伸び過ぎているとどうなる?

伸びた被毛がある肉球

肉球は猫の運動能力を発揮し健康を維持するという大切な役割があります。猫が床を滑っているという事は肉球の役割が果たせておらず関節を痛めてしまう危険性があります。

音がしないように静かに歩いたりバランスをはかり狭い場所を通れるのも肉球の力です。そして夏場など発汗する場所も肉球なのです。

カットする方法

バリカンでカットされる長毛種

ハサミを使っても肉球の間の無駄毛を切る事はできますが爪の処理より大変でしょう。爪切りを嫌がる猫でしたららまず被毛をカットすることは難しいでしょう。

熟睡しているタイミングにハサミではなく猫用のバリカンを使って処理しましょう。もはや飼い主が切れない場合はトリミングサロンなどでプロの手に委ね猫も飼い主もストレスを溜めないようにしましょう。

カットする時の注意点

猫の肉球

ハサミでカットする場合は肉球を一緒に切らないように注意します。毛を引っ張ると一緒にカットする恐れがありますので伸ばさないようにしましょう。

そして手の被毛には猫にとって大切なセンサーがあります。手首の部分の毛は切らないように肉球を隠すような被毛だけを除去してあげましょう。肉球の中でも手根球(しゅこんきゅう)と言われる手首に一番近い部分が隠れないようにカットすれば手首にあるセンサー被毛には影響がないでしょう。

まとめ

門松ちゅくん

猫が床で滑りまくってる~!肉球周りの毛が伸びすぎている時の対処法についてお伝えいたしました。

被毛の伸び過ぎは魅力でもありますが猫の生活に支障があればグルーミングの対象になります。今一度愛猫の手や足を確認してみてくださいね。くれぐれも怒られないようにご注意くださいね!

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