普段あだ名で呼べばOK
それが「あだ名」なのか「名前」なのかまでは分からないでしょうが、普段あだ名で猫のことを呼んでいれば覚えてくれるでしょう。
ただ、すぐには記憶してくれないかもしれません。毎日何度も呼んでいれば理解してくれるでしょう。猫にあだ名を覚えてもらうには、積み重ねが大切なのです。
名前が入っていれば
どのようなあだ名にするかにもよりますが、名前の一部が入っているあだ名であれば、猫も覚えやすいでしょう。例えば、筆者宅の猫は「ココナツ」という名前ですが普段呼ぶときは「ココ」と呼んでいます。
ですから「ココ」でも反応してくれますし「ココナツ」でも分かっているようです。もし猫に早くあだ名を覚えてほしければ、すでに猫が覚えている名前から一部を使うと良いでしょう。
自分の名前は聞き分けられる
上智大学の研究によると、猫は自分の名前を聞き分けることができるようです。自分の名前と他の猫の名前を聞かせたところ、自分の名前が聞こえたときの反応が大きくなったのだとか。
猫飼いさんには当たり前のことかもしれませんが、自分の名前を聞き分けているのが研究結果で出たということは画期的です。これでしっかりと飼い主さんの呼びかけに応えてくれていることが分かります。自分の名前が分かるということはすなわち、あだ名も普段から使っていれば分かるということになります。
いくつか覚えられる可能性はある
猫は人の言葉を200語くらいは覚えられるといわれています。ただこれははっきりと証明されたものではありません。猫と暮らしていると「ご飯」や「おいで」などの単語は覚えていることが分かります。
ですから、あだ名を覚えられる可能性はとても高いです。猫にあだ名を覚えてほしければ、いつも使うようにすると良いでしょう。急に呼び方を変えたら戸惑うかもしれませんが、しばらくすると覚えて反応してくれるようになるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:すめし・銀次・むすび♀ / 4歳 / 雑種(ミックス) / 4.8kg
名前でもあだ名でも、いつも猫を呼んでいれば猫は覚えられます。ただ、しっかりと飼い主さんとの深い絆が築かれている場合に限るようです。
猫カフェなどにいる猫では、自分の名前を覚えているという証拠は見つけられなかったのだとか。絆の深さと記憶は、関係しているのですね。たくさん名前やあだ名を呼んで可愛がり、猫との絆を深めていくことをオススメします。クールに見える猫ですが、結構健気なのです。