1.飼い主さんの気を引きたい
イタズラすることで敢えて、飼い主さんの気を引きたいと思っていることがあります。何かをしでかせばこちらに注意を向けてくれるだろうと考えているのです。
例えば何かを棚から落として大きな音を響かせるとか、ティッシュを全部出してビリビリにするとか…。そこまでやればさすがの飼い主さんも気がつくでしょう。
それで猫の方を向いてくれるのを期待しているのです。たとえ叱られたとしても…。そうまでして気を引きたいのには、やはり猫のプライドと甘えたな気持ちが関係しているのでしょう。
2.ストレス
何かしらの理由でストレスがあり、それがイタズラで発散するという形になって現れているのかもしれません。放置しておくと体調不良になる可能性がありますので、気をつけてあげてください。
猫がストレスを感じやすいのが、他の猫の存在や環境の変化などです。該当するものがないかをチェックして、もし原因があるのなら取り除くようにしてあげましょう。
3.分離不安
もしかしたら分離不安になっているのかもしれません。飼い主さんが側にいてくれないと落ち着かなくなってしまうのです。その気持ちが粗相や破壊行動となって現れることがあります。
特に留守番中の時にイタズラをするでしょう。それをイタズラと呼んで良いのかは分かりませんが、対処してあげる必要があります。かかりつけ医に相談するなどして症状を和らげるようにしてあげてください。
4.味を占めた
以前にイタズラした時、飼い主さんが構ってくれたことが嬉しくて、それに味を占めた可能性があります。構って欲しい時にまた同じことをすればこっちを向いてくれる!と覚えてしまったのです。
もし愛猫のイタズラが確信犯だと感じれば、時には無視することも大切です。毎回構っていると益々、「イタズラする=飼い主さんが構ってくれる」の図式が強化されていってしまいます。愛猫が味を占めないようにする注意が必要です。
5.楽しくてつい
猫のイタズラで多いのが、水皿の水を掻き出してしまう、カーテンに登るなどです。でもそれはまだ可愛い方で部屋中ぐちゃぐちゃにされたという飼い主さんも少なくない模様です。わざと扇風機のスイッチを切るなんて猫も。
ちょっと遊んでいるうちに楽しくなって夢中になり、気がつけば大惨事に…ということがあるようです。猫が反省しているかどうかは分かりませんが、遊び好きの猫のことです。仕方ないといえば仕方ないことなのでしょう。
まとめ
猫がイタズラする理由には微笑ましいものもあれば、心配なものもあります。まずはなぜそんなことをするのか考えてあげましょう。そして必要な場合には適切な対処を行ってください。
たかがイタズラと軽くみるのではなく、猫の気持ちを汲み取ってあげましょう。言葉で伝えられない分、行動で示してくれているのです。しっかりとその気持ちを受けとって行きましょう。