1. 人や車
猫の視力は人間で言うと、0.3程度なので、それほど良いとは言えません。しかし、動体視力は人間より遥かに優れており、動く物に対しては瞬時に察知できる能力を持っています。外を歩く人や、走る車に興味を抱くのも当然かもしれませんね。
2. 鳥
猫は野性時代、ネズミや鳥を捕まえ、命を繋いでいました。家の中で人と暮らすようになっても、狩猟本能は残っているのでしょう。
外を飛ぶ鳥や、木に止まっている鳥を見ると「獲物がいる!」と本能が刺激され、興奮状態になることも。猫が「カッカッカッ」と声を出しているのを聞いたことがあるかもしれません。
これは、猫が獲物を見つけたとき、「あの獲物を捕まえたい!」と狩猟本能が刺激されたときに出す声なのです。
3. 猫
猫は発情期になると、雌猫は驚くほど大きな声で鳴き、雄猫に自分の居場所を知らせます。聞いたこともないような鳴き声に驚くかもしれません。
去勢・避妊手術をするとこのような鳴き声はなくなるため、猫によっては初めて聞く鳴き声なのでしょう。どこからともなく聞こえる鳴き声に反応し、じっと見つめていることがあります。
我が家の猫も、発情期の猫の声や、喧嘩をしている猫たちの唸り声にも反応し、真剣に見つめています。
4. 樹木
窓の外で樹木が揺れたり、葉っぱがヒラヒラと落ちる様子にも、猫は惹かれます。家の中に花を飾ると真っ先に飛びついたり、植木をかじったりと猫は植物が大好き。
また、野性時代は葉っぱの下に隠れている虫を捕まえていたため、樹木が揺れるときのカサカサ音に興味を持つのでしょう。窓の近くに樹木があると、鳥が来ることもあり猫は退屈しないかもしれませんね。
まとめ
今日のねこちゃんより:ラムネ♂ / 雑種(ミックス) / 1kg
いかがでしたか?猫は、獲物をじっと見つめて観察し、捕獲するタイミングを見計らう習性があります。一点をじっと見つめるのは、このような習性から来るものだと言われています。
猫も家の中だけで暮らしていると、退屈だと感じてしまうかもしれません。猫が外を眺められる環境は、リラックス効果やストレス解消の効果があります。
家具の配置を工夫したり、キャットタワーを設置して、猫がいつでも外を眺められる環境を整えてあげましょうね。