保護猫を引き取るときの手順と注意点

保護猫を引き取るときの手順と注意点

保護活動家さんたちの努力のかいあって、保護猫を引き取りたいという方が増えてきました。しかし保護猫がいる場所はペットショップほど目立たないことがほとんど。またショップのように簡単な手続きで引き取れるわけでもありません。保護猫はどうやったら引き取ることができるのか?その手順と注意点をご紹介します。

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注意しよう!「保護猫譲渡(引き渡し)」は簡単ではない

室内の保護猫

保護団体はやみくもに保護しているのではありません。

  • 野良猫
  • 迷子
  • 引っ越しや病気などが理由で捨てられた猫
  • 多頭崩壊した家の猫
  • 繁殖所でお役御免となった猫
  • 被災地の猫
  • 飼い主さんの病気死亡などにより、新しい飼い主さんを探している場合

など、保護せざるを得ない状態の猫がいるときに保護しているのです。そのため彼らは猫が2度と辛い思いをしないよう、

①きちんとした環境で
②最期までお世話できる方

を探しています。その結果条件が厳しくなっていることを、まずは理解しておきましょう。

手順その1:保護猫ちゃんに会いに行く

壁のボックスから顔を出すサビ猫

現在保護猫に出会うには4つのルートがあります。

①公共施設(保健所・動物愛護センター)
②地域の保護団体
③保護猫カフェ
④ネット上の里親募集サイト

知り合いのツテを頼る方法もありますが、それ以外はこのいずれかの場所で申し込みをし、手続きを行います。

手順その2:審査と申し込み

猫カフェ:青い目の白子猫

審査

審査は住所・氏名・年齢から始まって、家族構成や住まいの状況(戸建てか集合住宅か)、健康状態(アレルギーや持病)まで聞かれるのが普通です。保護団体によって多少の違いはありますが、最初は驚くどころか、なぜそこまでと不快に感じる細かさです。

しかしそれもこれもみな不適切な飼育環境を避け、再度保護対象になる可能性を避けるため。そして虐待目的で里親になろうとする人を排除するためのものなのです。

申し込み

ヒアリングで猫の飼育環境として適切だと判断されれば、申し込みが可能になります。ただ希望の猫が決まっても、保健所や動物愛護センターなどの公共施設では、講習の受講義務があるのが普通です。また譲渡の際には保護団体の方が家まで同行して、申告通りの環境かどうかを確認するのが一般的です。

手順その3:審査が通ればトライアル

茶白を抱きしめる金髪の女の子

猫が家に来てもまだ本当の譲渡とはなりません。1週間から数週間のトライアルがあります。つまり実際に生活して飼い主さんや先住猫、犬など他の動物との相性を見るのです。そして飼い主さん・保護団体が互いに大丈夫だと確信できた場合のみ、晴れて"ウチノコ"となるのです。

まとめ

ねぎ

「可哀想な子を引き取るんだから」と安易に考えるのは大間違い。厳しいチェックにはねられることもしばしばです。そのため「だからペットショップに買いに行った」「もう少し譲渡の条件をゆるくしてほしい」という声も耳にします。しかし基本的な猫の飼い方は、ペットショップで買っても同じです。「猫のために良い環境を」と考え抜かれた譲渡条件と手順ですから、猫の幸せについてもう1度よく考えてみてくださいね。

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