猫ちゃんを幻滅させる飼い主さん
猫ちゃんを喜ばせることも幻滅させることも、全ては飼い主さん次第と言われています。猫ちゃんは一度嫌な経験をすると、長く覚えていたりします。
いわゆる執念深いと言われていることも、動物の中では比較的良い記憶力を持っていることも関わっています。猫ちゃんの性格によってはがっかりしたり、幻滅させられるような経験があったとしても、我慢をしてストレスを溜め込む子もいます。
体調不良を引き起こしやすくなってしまいますので、ぜひ飼い主さんには注意してもらう必要があります。以下にNG行動をまとめてみましたので、ぜひチェックしてみて下さい。
1. 愛着のあるおもちゃを捨ててしまう
猫ちゃんがおもちゃで遊んでいると、どうしても時間の経過と共にボロボロになっていきます。飼い主さんとしては古いのを捨てて、新しいおもちゃに取り替えようと考える方も多いのですが、その判断は少しだけ待って下さい。
愛猫の愛着のある大切なおもちゃなのかもしれません。それを捨ててしまうと、猫ちゃんはがっかりしてしまいます。捨てる前に新しいおもちゃを購入し、古いおもちゃを混ぜてあげてなるべく匂いがついたことを確認してから捨てると良いでしょう。
他のおもちゃに興味が移った時点で捨ててあげると、愛猫は捨てられたことに気づかないまま遊んでくれるでしょう。
2. ご飯やおやつをあげるフリをする
愛猫の反応見たさでご飯やおやつをあげるフリをすることは、いかなる理由があってもやってはいけません。軽い冗談のつもりでも、愛猫にはその意味が分かりませんし通用しません。
猫ちゃんにとって食事の時間は大切な時間です。毎日暮らす中で最も楽しみにしている時間といっても過言ではありません。それをフリをしてがっかりさせてしまうことは、飼い主さんとしての信頼を大きく失うことにつながるでしょう。
猫ちゃんの本能を弄ぶようなことは絶対にしてはいけないのです。
3. 新入り猫との接し方
多頭飼育がだめなわけではないのですが、先住猫が新入り猫を受け入れるためには縄張り意識が強い生き物のために時間を要します。特に雄猫同士は喧嘩に発展する事が多いと言われています。
最初は個別の部屋でお世話して、徐々に顔合わせするような流れにする事が大切です。猫ちゃんの気持ちを無視して、どちらか一方だけに飼い主さんが構ってしまったり、いきなり顔合わせに持っていくようなことは避けるようにしましょう。
まとめ
猫ちゃんを幻滅させないポイントはよく考えたら、基本的なことばかりです。愛猫の視点に立って考えれば気づける事ですので、今一度振り返ってみましょう。