1.「信頼してるにゃ!」
猫にとってお尻は急所の一つです。その大事な部分を飼い主さんに向けるということは「この人は絶対に襲ってこない」という信頼の表れなんです。
また子猫がある程度成長すると本能的に母猫にお尻を向けて寝るように、無防備な部分を安心できる人に向けるという理由もあります。
愛猫ちゃんが寝ている時や座っている時などに飼い主さんにお尻を向けていたら信頼のサインです。それだけ飼い主さんといると安心できるということですね。
可愛い顔をこちらに向けてほしい…と思うかも知れませんが、お尻を向けるのがこんな理由だと知ったら余計に愛おしくなってしまいますね♡
2.「守ってあげるにゃ!」
寝ている飼い主さんの上に愛猫ちゃんがお尻を向けてどっかりと座ることってありませんか?
中にはお尻を向けるどころかお尻を飼い主さんの顔にお尻を乗せたりする子もいますけど…これは寝ている飼い主さんが無防備なため「守ってあげなきゃ!」という心理が働くようです。
大切な家族である飼い主さんのことをあんな小さな体で守ろうとしてくれているなんて感激ですよね!これも愛猫ちゃんから飼い主さんへの愛情表現だと言えるでしょう。
飼い主さんの上に乗らなくても、そばで飼い主さんにお尻を向けている時も同じです。「大切な飼い主さんに何かあったら大変!」と守ってくれているんですね♡
3.「撫でてほしいにゃ!」
尻尾の付け根は猫にとって敏感な場所です。ここを撫でられると喜ぶ猫ちゃんも多いでしょう。
そのため尻尾の付け根を撫でてほしい愛猫ちゃんが飼い主さんにお尻を向けて「撫でて~」とアピールすることもあるんです!
愛猫ちゃんが撫でてほしいとお尻を向けてきたらスキンシップの良い機会です。飼い主さんはぜひ応えてあげて下さい。より信頼関係を築くことができるでしょう。
ただしあまりしつこく撫でていると愛猫ちゃんから「もういいにゃ!」と嫌がられてしまうこともあるため、撫ですぎにはご注意を!
4.「嗅いでみてもいいにゃ!」
猫同士の挨拶では、まず鼻をくっつけてニオイを嗅ぎ合ってからお尻のニオイを嗅いで体調や性別、ご機嫌や近況などの「個人情報」を知ろうとします。この時、先に相手のお尻を嗅ぐのは優位な立場の猫からです。
愛猫ちゃんが飼い主さんの顔の前にお尻を向けてきた時は飼い主さんに挨拶をしつつ「先に自分のニオイを嗅いでね!」と、飼い主さんのことを尊重していたりもするんです!
これに応えて嗅いであげるかどうかは飼い主さん次第ですが…こういう時は愛猫ちゃんを撫でてあげたりといったスキンシップをすると喜んでくれるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:メイメイ♀ / キンカロー / 3.5kg
猫が飼い主さんにお尻を向けてくる時の心理についてご紹介しましたが、どれも飼い主さんに心を許しているからできることです。
我が家の背中に飛び乗ってくる猫も、そのまま私の頭にお尻を乗せて寛いでいたりします。これも信頼と愛情を表現しているんですよね。
トイレで頑張っていた直後だと「えっ!?」と思うこともあるかも知れませんが、飼い主さんにだからこそやってくれることと思えば嫌な気持ちにはなりませんね。
信頼している人には平気で急所を見せられるなんて、猫って本当に可愛いですよね♡