1.模様替えを頻繁にする
猫は環境の変化に敏感な生き物です。なので家具の配置や家具自体が頻繁に変わるようではストレスになってしまうでしょう。なるべく猫を取り巻く環境は変化をさせない方が無難なのです。
もしどうしても模様替えをしたい場合は少しずつにし、あまり頻繁にならないようにしてください。落ち着いて過ごせる環境が猫には必要です。配慮してあげると猫も喜ぶでしょう。
2.生活音
音にも敏感な猫は、チャイムの音や掃除機、ドライヤーの音などを嫌がることがあります。とはいえ、使わないわけにもいかないですよね。
チャイムの音は鳴ると誰か知らない人が来て怖い!と思っているかもしれません。家族が帰宅する時にわざと鳴らすようにすると、逆に良いイメージを持ってくれるでしょう。
掃除機を使う際には必ず、猫の逃げ道を残しておくこと。部屋の隅に追い詰めて逃げられにゃい!となるとストレスを感じてしまいます。
ドライヤーは猫の近くでは使わないようにすれば、大抵は問題ないでしょう。嫌な場合は自分から逃げていきますので、退路を絶たないようにしてあげてください。
3.匂い
人が良い匂いと感じる香水や芳香剤などを、猫は苦手とする場合があります。またアロマは体内で分解できずに蓄積していってしまうので、使わないようにしてください。
タバコの匂いも苦手です。そればかりか副流煙で病気にかかる可能性が上がってしまいます。猫の近くでは絶対に吸わないように心がけましょう。
4.写真撮影
猫が寝ていたり可愛い体勢をしていたりするとついつい写真をバシャバシャと撮ってしまいがちです。もしかしたらストレスに感じているかもしれません。
カメラを向けるとどこかへいってしまったり、怯えた様子を見せたりする場合は無理に撮影するのは避けましょう。
またフラッシュ撮影はしないようにしてください。猫の目は光を増幅させる仕組みがあるので、フラッシュの強い光はダメージを与えてしまうことがあるからです。
猫の健康を守るために、写真撮影は細心の注意を払って行っていきましょう。
5.距離が近い
猫には猫の快適な距離感があります。性格や気分にもよりますが、あまりに近づきすぎると嫌がられてしまうかも。猫から近づいてくる時は良いのですが、飼い主さんから近づくと移動することがあります。
そこを追いかけていくとストレスに繋がってしまいますので、猫がしたいようにさせてあげましょう。猫とのコミュニケーションは猫主体で行うのが基本です。
まとめ
猫と一緒に暮らすということは、当たり前ですがそれなりの配慮が必要になってきます。飼い主さん中心で生活していると猫にストレスを与えることになりかねません。お互いに不愉快にならないよう、工夫していきましょう。