1.寝る前に遊んであげる
猫ちゃんが飼い主さんを朝早くから起こす理由の一つに「遊びたいから」というものがあります。
実は猫は夜行性ではなく薄明薄暮性のため、夕暮れや明け方に活発になります。
寝る前に遊び足りないと、明け方のテンションが上がって活発になった時間帯に遊びたい気持ちになってしまい、飼い主さんを起こしてしまうんですね。
そのため寝る前に10~20分程度、猫ちゃんのお気に入りのおもちゃで遊ぶ時間を作ってあげると満足してぐっすり寝てくれるようになります。
2.トイレを複数個用意する
猫ちゃんが飼い主さんを起こしにくる理由には、トイレを綺麗にしてほしいからというものもあります。
猫は綺麗好きなため、トイレが汚れたまま置いておかれるのを嫌がります。そのため「早く綺麗にしてよ!」と飼い主さんに訴えるんです。
トイレを綺麗にしてほしいという理由で起こしてくる猫ちゃんに対しては、トイレを複数個用意してあげるといいかも知れません。
理想的なトイレの数は「猫の数+1」ですが、特に綺麗好きな猫ちゃんの場合は「猫の数+2」でも良いでしょう。
3.寝る前にご飯を食べさせる
猫ちゃんが朝早くに飼い主さんを起こしてくる理由として考えられる一つに「お腹が空いた」というものがあります。
いつもより遅くまで寝るということは、当然猫ちゃんのご飯の時間も遅くなります。なのに晩ご飯はいつも通りにあげてしまえば当然お腹が空きますよね。
飼い主さんがちょっと寝坊したい日は、寝る前にご飯を食べさせてあげておくとお腹が空いて起こす猫ちゃんへの対策になるでしょう。
また自動給餌器で猫ちゃんが起きる時間帯に朝ご飯をセットしておいてあげるという手もあります。そうすることで飼い主さんを起こさなくてもご飯が食べられるので、ゆっくり眠れるというわけですね。
4.別の部屋で寝る
トイレも綺麗だし遊んであげている、ご飯も食べさせたのに起こされるという飼い主さんもおられますよね。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。もちろん対策はあります。
猫ちゃんと一緒に寝ている場合は寝室を分けるという手段もあります。猫ちゃんのためのベッドなどを用意してあげたりして、猫ちゃんが快適に眠れるように工夫してあげる必要がありますが、どうしても起こされる場合には猫ちゃんと一緒に寝ないという方法もあるんです。
飼い主さんと一緒にいたい猫ちゃんには可哀相な気持ちになるかも知れませんが、どうしてもゆっくり寝たい場合にはこういった対処法も有効です。
まとめ
飼い主さんがちょっと寝坊したい日は、猫ちゃんに起こされないためにできることがたくさんあります。
猫ちゃんは薄明薄暮性のため朝早くから元気いっぱいです。そのためお腹が空いたり遊びたくなると飼い主さんを起こしてしまうことは多々あります。
もちろん起こしてくる猫ちゃんに悪気は一切ないので、飼い主さんのほうが対策をする必要があるんですよね。
飼い主さんがゆっくり眠ることで、また次の日も猫ちゃんと気持ちよく接してあげられるでしょう。