猫とカーペットの相性
冒頭にも書きましたが、猫を飼う上でカーペットを敷く敷かない問題は悩むところです。猫の抜け毛や爪研ぎに加えて、日常的に吐く事も多く、万が一のスプレー行為などのトラブルを頭に浮かべてしまうと、カーペットが無い方が快適に過ごせそうにも思います。
その一方で、椅子を押したり引いたりする時の床の傷付きや、足音の響きが心配。カーペットは季節によっては暖もとれるし、インテリアとしても敷いておきたい。そんな思いもあるかと思います。
猫とカーペットの相性は、人から見ると良いとは言えませんが、上手く使う方法もちゃんとあります。
猫がいても快適に使えるカーペット
ジョイントカーペット
ジョイントカーペットは我が家も利用していますが、30センチ四方や50センチ四方、正方形に限らず長方形タイプのもの等も販売されています。ジョイントタイプなので、汚れた部分だけ洗えたり、傷んだ場所だけを取り替えられたりするメリットが、猫に限らずペットを飼っているととても便利で快適です。
床に吸着するタイプもあり、カーペットがズレるストレスも低いのでオススメNO.1。ただし、使い勝手抜群ですが厚みが薄い為、時間が経つと角がペロッとめくれてしまう事と、柄があまり無いのでインテリア性に少々欠けてしまいます。しかし、コスト的にも3000円程度で準備出来るので、総合的に◎です。
1帖タイプを複数活用
家庭の洗濯機で洗えるタイプのカーペットも便利です。寒い季節にはジョイントカーペットの上に、この1帖タイプを敷くと快適ですね。肌触りが良く、柄も豊富なので、定番として選ぶ方も多いと感じます。こちらも、安い物を探せば1枚1000円台から選べるかと思います。
猫とカーペットの問題への対策
猫がカーペットで爪研ぎや嘔吐、マーキングのスプレーをしてしまう対策は、敷かない事が一番の方法ですが、敷いた上での対策のオススメ案として1つ。猫の苦手な香りを使う事です。
猫がカーペット自体に近づかなくなるかもしれませんが、柑橘系のカーペット用スプレーを使って様子をみましょう。そして、猫のストレスが溜まらないように、猫用の爪研ぎカーペットを置いてあげると良いかもしれません。
また、嘔吐対策には防水スプレーも気休め程度に使えます。けれど、洗ってしまうのが一番ですね。抜け毛問題、これは日常的なお掃除が第一ですが、掃除機やゴロコロで取りきれない時は、濡らしたタオルや軍手でカーペットを撫でると、以外とごっそり取る事が出来ます。
ただし、長毛タイプのカーペットはペットの抜け毛が奥に入り込んでしまうので、猫との相性は良くありません。その為、猫の入らない部屋に敷く事が一番の対策となるでしょう。
まとめ
猫の毛やフケはアレルギーの要因になります。カーペットのお掃除をこまめにするかしないかで、お部屋の清潔性はグンと変わってくるので、カーペットの選び方も猫やご自身の生活スタイルに合わせて選ぶ事が一番ですね。