1.シリアルを食べる
シリアルとはそう、あのシリアルです。人によっては朝食に牛乳をかけるなどして食べるのではないでしょうか?なぜそれが猫に理解できないと思われてしまうのか。
それは、シリアルをお皿に入れる音と猫のカリカリを入れる音が同じに聞こえるからです。彼らにしたら「ご飯の時間?」と思って近寄って行ったのに、なぜか飼い主さんが代わりにバリバリ食べてしまっている…。
そんな風に思えるようなのです。「自分のなのに飼い主さんが食べちゃった!」驚きを隠せない猫。「しかも牛乳かけてる…」飼い主さんのこの行動は理解できない、と感じているようです。
2.お風呂に入る
毎日のようにお風呂に入る飼い主さん。猫はそこが水で溢れている場所だと知っています。大っ嫌いな水に濡れてしまうので、あまり近寄りたくないと思っているはず。興味を持って近づくことはあっても、決して自らはお風呂に浸かろうとは思わないでしょう。一部の猫を除いて。
でも飼い主さんは気持ち良さそうにしてお湯の中にいます。もちろん体はずぶ濡れです。「それなのに、なんで平気なの?」とびっくりを通り越して卒倒してしまいそうな猫もいるでしょう。
わざわざ危険な水に濡れに、毎日お風呂へ入る飼い主さん。猫には理解できないに違いありません。
3.狩りをしない
この家に来た時から不思議だった…。飼い主さんは狩りをしないのに、どうやって生きているのかということ。猫にしたら何を食べているのかが不思議で仕方ないかもしれません。
たとえ窓の外に鳥がいたとしても、一向に興味を示さずもちろん捕まえようとする気配すらありません。家の中に虫がいたとしてもです。
猫だったら今にも飛びかかろうとするはず。なのに飼い主さんは興味を示さない。それどころか虫を嫌がって遠ざけようとする…。「これはにゃんでなんだ?」と首を傾げているに違いありません。
見かねた猫がたまに、代わりに狩りをして獲物をプレゼントしてくれることがあります。とても優しい気遣いです。
4.トイレという小部屋に入る
一日に何度か入る、トイレとかいう小部屋。あそこで何をしているの?猫は不思議に思っているかもしれません。たまに一緒に入って探索してみると、なんと水がちょろちょろ出ているではありませんか。
そして飼い主さんが座っているところにも、水が溜まっています。興味を惹かれた猫は手を伸ばそう…としたところで大抵は飼い主ストップがかかるでしょう。
トイレといえば砂があって当たり前の猫からすると、砂がなくて水がある、ということが理解できないのではないでしょうか。訓練すれば猫も人と同じように、人用トイレで用を足すことができるようになります。でも一般的な猫は恐らく、猫砂がないのにトイレをしてるっぽい飼い主さんに対し、懐疑的な念を抱いていることでしょう。
5.抱っこする
飼い主さんからすると抱っこは愛情表現の一つです。だから大好きな愛猫をぎゅっとして愛を伝えようとします。でも猫からするとただ体が保定されて窮屈な思いをすると共に、何かあった時にすぐ逃げられないため不安を感じます。
ですから多くの猫は抱っこを嫌がります。常に自由でいたいのですね。ただ抱っこの良さを教えてあげると、好きになってくれることもあります。少しずつ人との触れ合いを覚えて貰えるとより、楽しい暮らしを送ることができるようになるでしょう。
まとめ
猫と人は似ている部分が多いですが、逆に全く違う部分も存在しています。そんな違いを楽しんでいけると、お互いが楽に過ごせるでしょう。