1. 警戒中
たとえ眠くても警戒を解いていないため、必死で眠気を我慢していることがあります。敵襲など、何かがあったときにすぐに逃げられるようにしているのです。猫にとっては自分の命を守るのは自分しかいないのですから、正に命がけです。
「危険なときに寝ていられないにゃん!」と睡魔と戦っているのでしょう。こんなとき、飼い主さんができることは、猫がリラックスできる環境を整えてあげることです。
2. まだ遊びたい
子猫によくある理由なのですが、まだ遊びたいのに睡魔が襲ってきてしまったときに我慢するようです。目はもうほとんど閉じているのに「まだ…遊ぶ…にゃ…」とおもちゃなどに手を伸ばします。
睡魔に勝てずに寝てしまうこともあるでしょう。その場合はきっと、夢の中で遊んでいるのです。ウトウトする子猫の姿、とっても可愛いですよね。寝ている場所の近くに段差があったら落ちてしまうかもしれません。安全な場所に移動してあげると良いでしょう。
3. 気になるものがある
何か気になるものがあるのに眠気が…。こんなときも我慢してしまうよう。「あれ、何にゃ?」と気になっているのに目が、目が勝手に閉じちゃう!それでも眠気が覚めないということは、それほど警戒はしていないのでしょう。
興味を惹かれるものがあるくらいの感じなのだと考えられます。きっとしばらく寝てスッキリしたら、その気になっているものが何なのかを確かめに行くことでしょう。
4. 心配ごとがある
何か心配ごとがあるために、眠気を我慢しているのかも。ある猫は飼い主さんの具合が悪くて寝込んでいるときに心配して、ずっと側についてくれていたようです。眠いのを我慢して。目が閉じてしまいそうになりながらも、大切な飼い主さんが大丈夫かと眠るに眠れにゃい…。こんな理由のこともあるようです。とても健気です。
でももしかすると、弱った飼い主さんを襲う瞬間を狙っている可能性も無きにしもあらずです。なんて猫の深い愛を疑ってはいけませんね!
5. 寝たくない!
まだまだ飼い主さんに甘えていたい、寝る時間じゃないなどの理由で眠気を我慢することもあります。猫にも様々な寝たくない事情があるのでしょう。
また体内時計が正確な猫は、寝る時間でないと寝ないことがあるようです。ルーズに生きていそうに見えて実は結構規則的に暮らしています。ですのでもし猫が眠気を我慢していたら、今は寝る時間ではないのかも、と思ってあげてください。
まとめ
今日のねこちゃんより:りんりん♀ / 三毛猫 / 0kg
猫には猫なりの、眠気を我慢する理由があるようです。どうぞ察してあげてください。もし具合の悪い飼い主さんを心配してくれているなら、ぎゅっと抱きしめたくなりますね!早く元気な姿を見せて、安心させてあげましょう。