材料費0円!猫のための手作り爪とぎを作ってみた

材料費0円!猫のための手作り爪とぎを作ってみた

猫の飼育の必需品のひとつが爪とぎです。100均でも手に入るものではありますが、家にあるもので作れないかなァと思い、手作り爪とぎを作りました。単純作業で簡単にできますので、少し時間がある時に愛猫のための爪とぎを是非作ってあげてみてくださいね。

愛猫の為に作った物

仔猫がお手をする姿

猫には爪とぎが必要!

猫は本来狩りをする動物でした。鋭い爪で獲物を捕らえ、自分の身を守るためにも必要なものです。爪とぎで表面の古い爪が剥がれると鋭い爪が現れるようになっています。室内猫の場合もカーペットに爪がひっかかっては危険です。安全に室内で生活するためにも、伸び過ぎた爪のケアは大切です。

猫が爪とぎをする理由は他にもあります。ストレス発散や気分転換、寝起きの習慣、マーキングの意味を持って爪とぎをする子もいます。家の中の壁紙やカーテンがボロボロになる前にいくつか設置してあげましょう。

爪とぎは買うといくらくらい?

爪とぎは100均でも買えるものですが、消耗品ですので何度も買い替える必要があります。ペットショップやホームセンターではお洒落な爪とぎも多く販売されていますが、あっという間にボロボロになってしまうので、長年猫を飼っている家庭では維持費として考えなければいけません。

そこで私は思いました。「作ってしまおう!」既製品を見る限りただの段ボールの断面ですよね。暇を持て余した時になんとなくつくってみたら、我が家の猫たちも「十分使えるよ!」と言わんばかりに毎日使ってくれています。今回は我が家のお手軽手作り爪とぎの作り方を紹介します!

材料

ラグの上でくつろぐ猫

手作り爪とぎの材料と道具

  • 厚めの段ボール
  • カッター
  • カッター板(なければいらない段ボールでOK)
  • マジック
  • 長めの定規
  • 木工用ボンド
  • 布ガムテープ

作り方

段ボールを開く

作業工程1

手元にある不要な段ボールを開いて切りやすい方向にばらします。折り目や隙間があっても、貼り合わせる際に隙間に入れてしまえばある程度は大丈夫ですので、なるべく多めにとれるようにします。

4cm幅で等間隔に線を引く

作業工程2

今回は4cm幅にしましたが、猫ちゃんの大きさや設置方法によって調節してください。この幅が完成したときの爪とぎの高さになります。

ひとつ注意してほしいのが線を引く向きです。断面に波が出るように、必ず「筋と垂直に」線を引いてくださいね。

線の通りにカッターで切る

作業工程3

あとは地道に真っ直ぐ線の通りにカッターで切っていきます。地道な作業になりますので、音楽を聴いたり休憩をはさみながらのんびり進めていきましょう。

カッターで切っていくと細かいゴミが出ますので、コロコロや掃除機も用意しておくと良いです。

木工用ボンドで貼り合わせる

作業工程4

切り話したパーツを一枚ずつ木工用ボンドで貼り合わせます。ボンドは猫の口に入るとよくないのではみ出さない程度で中心につけると良いでしょう。

端を布ガムテープで補強して完成

完成図

今回は布ガムテープが我が家になかったため段ボールの端を細く切って巻きました。布ガムテ―プが家庭にある場合はこの箇所をぐるっと巻いてあげると補強になります。

補強ができたら木工用ボンドの裏面を参照してしっかり乾くまで猫の手が届かないところで乾かして完成です。

今回は薄めの段ボールしかなかったので断面が薄いですね。引越し用などの大きな段ボールは厚めのものが多いですので、厚めの段ボールを是非使ってあげてください。

実際に愛猫たちが使っている様子

爪を研ぐパステル三毛

今回は段ボールが小さめだったため長いパーツが多く取れず、完成品にも短い部分があります。できれば長方形に整えて作ってあげた方が既製品に近づくかな、と思います。

我が家ではここに足を引っかけたりしながら猫なりに頭を使って固定しています。

爪を研ぐハチワレ

毎朝ケージから出てきたら一目散にこの爪とぎを探しにきて爪とぎで整えてから活動開始しています。時間をかけて作った甲斐があります。

まとめ

時間と手間はかかりますが、手間をかけた分使ってくれている姿を見るととても嬉しいものです。我が家では床にポーンと置いてありますが、普段自分の家の猫ちゃんが爪をとぎたがる場所に設置してあげてください。

壁かけタイプが気に入っている子は、立てかけて固定してあげた方が使いやすいと思います。段ボールの暑さや大きさによって仕上がりも自由に変えられますので、色々試してみたいと思います!

スポンサーリンク