特徴①動作が穏やかであまり動かない人
猫には「縁側におばあちゃんと猫」というイメージがありますが、実はこれ、それほど間違っていないのです。猫は静かに動き、じっとしている時間が長い人が好きなのです。そして、そういう人は、時々目をかけ優しく撫でてくれるもの。そういう穏やかな時間を過ごせる人に、猫は心引かれるのです。
特徴②静かな声で話す人
猫の中にはおしゃべりな子もいますが、普通猫が鳴くのは、母猫への食事の催促と迷子のSOS、そして発情期の呼びかけと喧嘩の時。つまり、特殊な事情の時だけです。
普段は静かに口をつぐんでいますので、人間に対しても無口な人、静かに話す人を好みます。なぜならそれが、相手に敵意がないこと、リラックスしていることの印だからです。
特徴③足音の静かな人
家の中でなぜかお父さんだけ嫌われることがあります。話を聞くと、歩く音が激しくて、音で逃げて行ってしまうとか。これは、猫は普段足音を立てずに歩くため、「足音大」イコール「大きくて怖い動物?」という警戒心が働くからです。どんなにそれがお父さんだと分かっていても、猫は本能的な恐怖には勝てないのです。
特徴④声のあまり低くない人
お父さんが好まれないもうひとつの理由に、男性特有の声の低さがあります。人間は喧嘩で威嚇する時声を落としますが、猫も同じです。低い声で話されると脅されていると感じてしまうのです。しかし、声のトーンを少し上げて優しく話しかければ、猫は寄って来ます。猫たちはちゃんと人間の気遣いを分かってくれるのです。
特徴⑤ごはんをくれる人
食べ物だけが猫と仲よくできる方法ではありませんが、ごはんをくれる人はやはり特別な存在です。猫にご飯をくれる「猫のママ」は女性かもしれませんし、男性かもしれません。しかし、「ママ」はたいてい忙しく、あまり近寄れないことが多いのです。それでも猫たちはくじけずに、少しでもそばに寄れないか、ずっとチャンスを狙っているはずです。
まとめ
今日のねこちゃんより:潤和(みお)♀ / 1歳 / 雑種(ミックス) / 4.7kg
猫が好きなのは穏やかなおとなの関係です。「私がごはんをあげているのに、なぜずっとあの人のそばに?」という方は、もしかすると忙しすぎるだけなのかもしれません。たまにはお茶とお菓子を準備してリラックス。文字通りの猫なで声で、ゆったり時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。