猫の「お気に入り♡」を廃棄する時心がけたいこと4つ

猫の「お気に入り♡」を廃棄する時心がけたいこと4つ

猫が気に入ってずっと使っている爪とぎや毛布、ぬいぐるみなど、いい加減ボロボロだし汚れもついている…。そんな時は破棄することを考えると思いますが、ちょっと待って!捨ててしまう前に心がけたいことがあります。猫に恨まれる前に是非チェックしていってください。

1. 同じものを用意しておく

ソファーに置かれたブランケットの上で寝る猫

「ブランケット症候群」という症状をご存じですか?小さな子がお気に入りの毛布やタオルをいつも持ち歩く行動です。それがないと不安になってしまうのですが…。特別病気というわけではありません。発達障害とも違うようです。

これが実は猫にも起こり得えます。お気に入りを勝手に破棄してしまうと、食欲が減退したり元気がなくなったりすることがあるのです。ですから、同じものを用意し猫の匂いをつけておくと、スムーズに新しいものに移行できるかもしれません。

ただ、匂いが染み付いた古いものをどうしても手放さないということも考えられます。その場合は無理に破棄せず、好きなようにさせてあげましょう。

2. 様子を見る

クエスションマークと驚いたような表情の猫

しばらくお気に入りを隠して、猫の様子を見てみましょう。探していたり元気がなくなったりしたら、破棄することは避けた方が良いかもしれません。もしあまり気にしている様子がなければ、そっと捨てても大丈夫でしょう。

ただ一言で捨てるといっても、フタのついていないゴミ箱に入れておくと猫が漁って取り出してしまうかもしれません。捨てたことが分からないようにしておきましょう。

3. 捨てない

ぬいぐるみと一緒に布団をかけて眠る猫

「捨てない」という選択肢もあります。前述したように、お気に入りが猫の精神的な安定剤になっていることがあるからです。どんなに汚くてボロボロでも、大切なものなのでしょう。衛生面から考えると捨てた方が良いですが、どうしても猫が嫌がる場合はできる範囲で消毒するなどしておきましょう。

精神を安定させるために獣医師に薬やサプリメントを処方してもらうこともできますが、できるなら使わない方が無難です。猫のお気に入りをうまく使って、安心して暮らしてもらいましょう。

4. 別のお気に入りを見つけてもらう

ぬいぐるみを抱きしめて眠る猫

別のお気に入りを見つけてもらう方法も。ブランケット症候群になった猫に似たようなものを与えたところ、みるみるうちに元気になったことがあるようです。

新たに取り入れたものを必ず気に入ってくれるとは限りませんが、いくつか試してみてください。なかなかにして好みにうるさい猫ですから、苦労するかもしれませんが…。でも精神の安定をはかるためなら仕方ありません。気に入るものが見つかるまで、付き合ってあげましょう。

まとめ

CAL

猫のお気に入りはそうやすやすと捨てて良いものではないようです。もし破棄するときは慎重に行ってください。捨てた後に後悔しても遅いですから…。

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