1.甘えたい
飼い主さんが長時間留守にしたときなど、猫は全力で「寂しかった」アピールをします。「大好きな飼い主さんの側にいたい」という気持ちから、ヒザに乗るのです。優しく声をかけ、甘えさせてあげましょうね。
2.暖かい
猫の種類や、毛の長さにもよりますが、猫は元々砂漠で暮らしていたため、寒さには弱い猫が多いようです。また、猫は体温調節が苦手。猫が飼い主さんのヒザに乗るのは、飼い主さんの体温で温まろうとしているからです。「寒さしのぎのため」だと思うと、残念に思ってしまいますが、飼い主さんのヒザの上が温かく、気持ちが良いのです。
3.自分に注目してほしい
飼い主さんが座ってパソコンで作業していたり、テレビを見ていたりするときに、突然ヒザの上に乗ってくることがあるでしょう。これは、「そんなものより、私を見てよ!」と「自分に注目してほしい」という気持ちの表れです。飼い主さんが、何かに集中しているときに、自分をアピールしようと、じっと見つめて訴えるように、ヒザに乗ってくるのです。飼い主さんは、「ちゃんと見ているよ」と伝えてあげましょうね。
4.要求がある
猫がヒザに乗ってくるのは、何か要求があるときでもあります。「お腹がすいた」「遊んでほしい」「撫でてほしい」など、飼い主さんに要求があるとき、じっと見つめて鳴くことがあるでしょう。
我が家の猫は、トイレを掃除してほしいとき、私のヒザに乗り「ニャー」と鳴きます。猫の要求は様々。見極めるのは難しいかもしれませんが、猫の気持ちを読み取り、要求を満たしてあげましょうね。
5.信頼している
野生時代、単独で狩りをしていた猫は、常にいつ敵に襲われるかわからない緊張状態にありました。その名残から、猫は安心できる場所でしか、眠ることはありません。そのため、猫が飼い主さんのヒザの上で眠っているとき、飼い主さんのことを信頼している証拠。そこが安心できる場所だと感じているのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:コマちゃん♂ / 10歳 / シャムミックス / 4.8kg
いかがでしたか?猫はあまり感情を表さないと思われがちですが、実際はそんなことはありません。「ヒザに乗る」という行動にも、猫のたくさんの気持ちが隠されています。日頃の行動をじっくりと観察し、猫の気持ちを読み取れる飼い主さんを目指しましょう!