1.子猫もしくは人慣れした成猫を飼う
猫の飼育に慣れていないなら、やはり飼いやすい猫でスタートです。
子猫は物怖じしないのですぐに人に慣れますし、様々なしつけがしやすいのでおすすめです。また、人慣れした成猫なら、逆に猫から色々な事を学ぶこともできるでしょう。
2.ケージを利用する
最近は自然災害も多く、非常時を想定した飼い方をする方が増えました。その1つがケージ利用の飼い方です。
部屋に猫用ケージを置き、そこが安心できる場所だと教えるのです。そうすれば、何かの時には自らケージに逃げ込んでくれます。ストレスフリーで待機してくれるので、災害時はもちろん、来客や引っ越し時に飼い主さんは安心して必要なことに集中できます。
3.お座りトレーニングをする
猫にお座りが何の役に立つかと言えば、これは猫とのコミュニケーションに使えるのです。
お座りを通して猫が人の意図を理解することは、意思疎通の方法が増えることを意味します。応用すれば他のしつけにも使えますので、是非お座りから始めてみましょう。もちろんお客様受けすること間違いなしなので、皆に可愛がられる子に育ちます。
4.お散歩猫にする
全部の猫に向いているわけではありませんが、リードにつないで近所を散歩するのもおすすめです。新しいお友だちができるかもしれませんし、自分の家の位置を覚えるので脱走時の発見率が高くなります。また、リード訓練は災害などの非常事態時に役立ちますし、何より外の空気は猫の五感を刺激して、猫の心をリフレッシュしてくれるでしょう。
ただし、油断をすると突発的なアクシデントに驚いて、行方不明になる危険性があります。訓練するなら慎重に。最初に逃げ場(自分の家)を覚えさせ、玄関を開けておくなどの予防措置が何より大切です。
5.病院やホテル好きな子にする
猫は慣れない所に行くと、食事や排泄をしなくなることがあります。しかし、慣れてさえいれば大丈夫。
病院・ホテル・ペットーシッター・お友だちなど、小さい頃から積極的に他の人の手にゆだねていると、フレンドリーな子に育ちます。そしてそのことが、最終的に猫の心と体の健康を後押してくれるのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:こうめ♀ / 2歳 / マンチカン / 3.1kg
小さな頃から環境や他人に動じないよう育てておくと、猫はストレスの少ない一生を過ごせます。猫のストレスが少ないと言うことは、飼い主さんの心配事も少ないと言うこと。病気や災害はいつ遭遇するかわかりません。未来を見据えた飼い方をすることは、そんな緊急時だけでなく、普段の生活にも必ず良い結果をもたらすでしょう。