愛猫に雑炊を作ってみた
愛猫はほとんど好き嫌いなくご飯は食べる子だったので、メインのカリカリフードを時折変えても問題ありませんでした。でも一度、食欲が落ちて痩せてきた時期があったので、手作り食で変化を出せば食べてくれるかと思い何を作ろかと考えた結果、簡単に作れそうなので雑炊にしました。
普段からあまり水分を積極的に飲む子ではないので、雑炊だと鶏の出汁なので水よりは美味しく水分もとれると思い作りました。ただ、一つ気になることは愛猫は食べるのが下手で普段から食べ散らかしちゃうので、雑炊だとどうなるかと心配もありますが、とにかく食べてもらえるだけで嬉しいので頑張りました。
雑炊の材料
- 人参 10g
- 大根 10g
- 豆苗 ごく少量
- ご飯 10g
- むね肉 100g
(4㎏の成猫の1日分)
簡単雑炊の作り方
1. むね肉を茹でます。茹でただし汁は野菜を茹でるときに使うので捨てないようにしましょう。
2. 材料の野菜、人参、大根、豆苗を細かく刻み茹でますが、その時にご飯も一緒に鍋に入れます。
3. あっという間に完成!本当に簡単にできました。今回の材料がなくても、家にある材料を代用してもいいと思います。
愛猫は雑炊を食べた?
できた雑炊を愛猫の元に持っていくと、最初のリアクションは舌を出して「まずい!」と言いっているような表情でした。一瞬失敗したと思ったのですが、初めての雑炊にビックリしただけなのか、その後は美味しく食べてくれました。
ただ、心配していた通りお皿のまわりはご飯やら人参やらが飛び散らかっていましたが、それでも食べてくれたことが嬉しかったです。
今回ご飯を10gにしましたが、猫は炭水化物を消化することがあまり得意ではないので、愛猫によっては量を減らすか、苦手な子には入れなくてもいいでしょう。愛猫もご飯は少し残していたので、次回から量を減らすか他の食材に変えて作ってみたいと思います。
注意点
今回手作り食を紹介していますが、与える時はご自宅の愛猫さんにアレルギー、疾患がある場合はかかりつけの獣医さんに相談されてから与えるようにしてください。また豆苗を与える際の注意点として、生では絶対に与えないでください。与える際はごく少量を茹でてから、たまに与えるくらいにしましょう。
まとめ
使った食材はシンプルでどのご家庭の冷蔵庫にも入っていそうな物ではないでしょうか。手作り食となるとつい頑張ってしまい、わざわざ買出しに行く方もいるかもしれませんが、そんなことをしなくても人が食べる食材を調理する前に愛猫用に少し取り分けておいて、それを使って猫用に作ってあげると気持ちも楽になり、手作りが楽しくなります。
ただし、猫に与えると危険な食材もあるので必ず調べてから与えるようにしましょう。ちなみに今回使った大根は消化酵素を含む野菜なので、お腹が弱い子に与えるといいらしいです。もし大根おろしを食べられるのであれば、生のほうがさらに効果があるみたいです。我が家の愛猫は大根おろしが好きなので、時々あたえています。
手作り食は毎日でも与えたい気持ちはありますが、栄養バランスを考えるのが難しいのでメインは総合栄養フードして、手作り食はトッピングやたまに与えるようにしています。この記事が手作り食を作ってあげたい飼い主さんに、少しでも参考になれば嬉しいです。