気持ちいい!
猫ちゃんは一般的には「クールで孤高な生き物」と言われています。しかし、実際に飼ってみると「本当に猫なの??」と言いたくなるくらいに表情や表現が豊かなことが分かります。
飼い主さんとして愛猫と一緒に暮らすのであれば、居心地の良い環境を提供したいと考える方が多いと思われます。猫ちゃんも自分が気持ち良い、居心地が良いと感じたときに、実はきちんと飼い主さんに表現しているのです。
この仕草に気づける飼い主さんであれば、猫ちゃんにより良い環境を作ってあげることができると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
1. 目つきが変わる
猫ちゃんが気持ち良いと感じているときに目を覗き込んでみると、穏やかで焦点が少しぼんやりしたような目をしています。リラックスしているときに多くみられる仕草なのですが、いつもの目つきを変わるのです。
上下関係に気をつけている犬とは違い、猫の仕草はあくまでも自分の気分を表現するものなので、大きなボディランゲージは必要がなく「よく見ればいつもと違う」といったような細かな仕草となります。
そのため、飼い主さんは日頃からの愛猫の観察が気づけるかどうかのポイントとなります。どこかうっとりしている表情ですので、見かけたときは優しくお気に入りの場所を撫でてあげましょう。
2. 甘噛みする
子猫時代の名残で、気分が良いと飼い主さんのことを甘噛みする子もいます。母猫の母乳を飲んでいたときに甘噛みをするのですが、その名残で母猫がわりの飼い主さんを甘噛みするのです。
甘えている証拠なので、自分の子猫時代を思い出しながら穏やかな気分に浸っているのです。そのまま甘噛みついでに舐める子もいます。グルーミングとして飼い主さんのことを親兄弟と同じ感覚に思っている証拠ですので、有り難くじっとして舐められましょう。
3. 顎を突き出す
愛猫の気持ち良いところを優しく撫でたりすると、目を細めて顎を突き出すような仕草をとります。このときの猫ちゃんは非常に気分が良く、「もっとやってほしい」という気持ちを全面的に表しています。飼い主さんもぜひ続けてあげてください。
ただし、猫ちゃんはずっと撫でられていると嫌になってしまう性質がありますので、引き際が大事です。その許容範囲は猫ちゃんによって異なりますし、または日によって許容時間が変わることもあります。飼い主さんが経験をもとに引き際を見極めることが重要です。
まとめ
今日のねこちゃんより:もも♀ / 1歳 / アメリカンショートヘア / 4.6kg
猫ちゃんの表情や仕草を見ていると、自ずとわかるぐらい気持ち良いことを表現してくれます。愛猫からのサインをしっかりとキャッチできるように特徴を覚えておきましょう。