野良猫は日々戦っている!外にいる猫を襲う災い8つ

野良猫は日々戦っている!外にいる猫を襲う災い8つ

散策中に猫と遭遇すると、ほっこり楽しい気分になりますね。しかし、いわゆる野良猫など外を出歩く猫たちは、のんきそうに見えて実は常に命に関わる様々な危険にさらされています。ここではそんな災い8つをご紹介しましょう。

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1. 飢え

外に置いてあるご飯を食べる野良猫

自然界の猫は、ネズミや鳥、蛇に蛙に昆虫などを食べて暮らしています。猫1匹が1日に必要とするネズミの数は5~8匹。しかし、現代の日本で自前でそれだけまかなえる猫は限られます。

また、少し前まで猫の食生活を支えていた、ゴミ箱や開放的な家も今やほとんど望めません。今や野良猫は人の手を借りなければ生きていけない状態にあるのです。

2. 天候

雨に濡れた道に立つ猫

猫は砂漠地帯の出身です。乾燥や寒暖差には強くても、湿度の高い日本にはあまり向いていません。しかも、暑さ寒さをしのげる床下のある家はどんどん減り、近年は大雨による水害で流域ごと流される心配まで出てきました。

3. 天敵

道路脇の木のもとに座る猫

子猫の天敵は、何と言ってもカラスです。町中にいるハシブトガラスは大柄で、小鳥や子猫を餌にします。また、最近はタヌキやアライグマが町中をうろうろするようになりました。気が強く身体の大きな彼らに喧嘩を売られたら、猫はひとたまりもありません。

4. 事故

車の下に隠れて様子を伺う猫

猫はおびえると闇雲に真っ直ぐ走る習性があります。そのため、交通事故に遭う可能性が格段に高いと言われます。他にも、溝にはまったり工事現場に閉じ込められたり、様々な災厄に巻き込まれたりしています。

5. 縄張り争い

ジャレあって遊ぶ2匹の子猫

最近は地位猫活動のおかげで野良猫の去勢避妊手術が進み、食べ物にもあまり困らなくなってきていますが、それでも縄張り争いは発生します。まして、手術をしていない猫の間では喧嘩で大怪我をする子もいますし、大人のオスはメスの発情を促すために子猫をかみ殺すこともあるのです。

6. 病気

蹲って元気のない様子の野良猫

道端でよく見かけるのは、きれいで元気な猫が多いもの。しかし、物陰には体調不良でじっと体力を温存している猫がいます。猫疥癬や白血病・エイズなど、厄介な病気が広がっている地域の猫はボロボロです。たとえそうでなくても、1度引くと一生付いて回る猫風邪の罹患率はかなり高いのが現状です。

7. 虐待者

草むらからこちらを見るキジトラの桜猫

遊び半分で小動物をいじめる人がいます。そして、それをネットに投稿して楽しむ人もいます。この行動はエスカレートしやすく、やがて人間に矛先が向くと言われています。猫や動物だけでは済まないのが虐待問題といえるでしょう。

8. 害獣駆除

塀の上に座って見下ろす茶トラの子猫

飼い猫も含め、外を出歩く猫が獲る小動物は、年間かなりの数に登ります。日本では天然記念物クラスの小動物が絶滅の瀬戸際にありますし、オーストラリアではすでに数種類の固有種が猫が原因で絶滅しています。

そうならないよう、外来種である猫は公的に駆除対象になることがあるのです。また、日本のある島で起こった事件のように、個人的に駆除を考える人も少なくありません。

まとめ

鋭い視線でこちらを見て鳴く野良猫

外にいる猫は、厳しい現実を生きています。飼い猫の平均寿命が15年前後であるのに対し、野良猫はおよそ3年から5年。飼い猫並みに生きる子もいますが、それは例外中の例外です。彼らのほとんどは、生まれて1年以内に命を落とします。一見のんきに見える猫たちですが、裏では命をかけて日々戦っているのです。

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