1. 壁
特に壁の角はスリスリしやすいようで、猫に選ばれることが多いでしょう。マーキングの意味があります。そしてツンデレさんは飼い主さんに直接ではなく、壁にスリスリする場合も。撫でてほしいようです。
マーキングでスリスリする場合は、度々している姿を見ることができるでしょう。なぜなら日が経つと匂いが消えてしまうからです。家の中をパトロールしてはチェックをし、スリスリして自分のナワバリを主張します。
2. 家具
家具もよくスリスリされます。タンスやベッド、椅子など猫が接触している姿を見ることがあるのではないでしょうか。本来猫がスリスリするのはマーキングの意味が強いです。他に自分の匂いをつけて安心するという意味も。
新しい家具を部屋に置くとすかさず猫が寄ってきて、スリスリすることがあるでしょう。それは知らない匂いがして落ち着かないので、自分の匂いをつけて安心しようとしているのです。
3. パソコン
パソコンにスリスリする猫もいます。飼い主さんが使っていると側にきて顔を近づけます。「何やってんの?こっち向いてよ」とアピールしているのでしょう。
そんなジャブをかましてきたら、次はキーボードに乗る作戦を実行します。飼い主さんが自分を見てくれないことに不満を覚え、視界に入るように強行するのです。
4. カバン
カバンも良くスリスリされるものの1つです。飼い主さんが外出の際に持ってでるカバンは、見知らぬ匂いがついていることが多いです。「ム!知らにゃい匂いにゃ」と違和感を覚えて猫がスリスリして安心しているのです。
来客時にお客さんのカバンにスリスリするのも同様の理由でしょう。汚れてしまわないように、猫が届かない場所に置いておくようにすると良いでしょう。
5. フードのパッケージ
ご飯が欲しいときに、フードのパッケージをスリスリすることがあります。「お腹空いた。これ頂戴」と伝えているのです。複数ある場合は食べたいものにスリスリするかもしれません。
また可愛らしいおねだりの仕方を編み出したものです。かといって与えすぎは肥満の元。適量は守るようにしてあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:チャチャ♀ / 2歳 / アビシニアン / 3.5kg
こうしてみると猫は至るところにスリスリしているようです。マーキングであれば自分のナワバリの境界線にくまなくしなければいけないでしょう。安心したい場合はホッとできるまでスリスリを。
猫の匂いがつくといっても人には分からないので、何か害が起こらなければ止めさせる必要はないでしょう。逆に好きなようにスリスリできないとストレスを溜めてしまうかもしれませんので、止めないのが正解です。