こんな人は向いていない
猫ちゃんを飼いたいと考えている人の数は年々増加傾向にあります。しかし、一度冷静になって考えてみて下さい。育った文化も体質も異なる生き物と一緒に暮らすということは、向いている人と向いていない人に分かれます。
金魚やインコならケージや鳥かごというそれぞれのテリトリーを確保できますが、猫ちゃんとなると相応の広さも必要となってきます。飼ってしまってから、やっぱり向いていなかったというわけにはいきませんので、飼う前に一度チェックしてみて下さい。
1. 犬と勘違いしている人
猫ちゃんと一緒に暮らしていると、最初に思い描いた通りにいかない場面が色々と出てきます。猫ちゃんの個体差によるものですので、「静かだと思ったらよく鳴いた」「大人しいと思っていたらよく走る」といったことも含めてその子の個性なのです。
しかし、最初から犬のように躾をして自分の思う通りに生活させようとすると、猫ちゃんとは上手くいきません。犬のようにボスとなる人の指示や判断を聞いて、その通りに従うという本能がないからです。
そのような人は猫ちゃんとの相性が良くありません。基本的に猫ちゃんの躾とは猫ちゃんに危険が及ばないようにするためのものだったり、人との生活を円滑にするために、少しだけ行動を変えてもらうような事です。そのため「自分のいう通りに」とはまた違う方針を取らなければいけないのです。
2. 猫の本能を許容できない人
一緒に猫ちゃんと暮らしていると野生の習性から、家具を利用して爪研ぎをしたり「狩り」の真似事により激しい遊びをしたりします。そういう行動を「だめ!」と許容ができない人と暮らしてしまうと、猫ちゃんはストレスが溜まってしまいます。
私たちが当たり前のように外に出て散歩したり生活をするのと同じように、猫ちゃんも爪研ぎなどをするのです。ある程度許容できないとお互いにストレスが溜まってしまうので、猫ちゃんを飼うことは諦めましょう。
3. 経済的な余裕のない人
猫ちゃんを飼うということは結構な金額がかかります。毎日のキャットフード代のほかワクチン代や猫砂代、そのほか風邪をひいてしまった時には保険がききませんので大きな金額がかかります。
それでも余裕のある経済力を持っている人でないと、基本的に猫ちゃんを飼うべきではないと思われます。猫ちゃんに何かがあった際には飼い主さんしか頼るところがありませんので、まだそこまでの経済力がない人はまずは貯めるところから始めましょう。
まとめ
猫ちゃんを飼う前に猫ちゃんについて勉強してみるのもありです。猫ちゃんの習性をよく理解した上で自分との生活を思い描けるか試してみましょう。