飼い主が猫を捨ててしまう時によくある理由4選 こんな人は絶対に猫を飼っちゃダメ!

飼い主が猫を捨ててしまう時によくある理由4選 こんな人は絶対に猫を飼っちゃダメ!

残念ながら飼っている猫を捨てるという飼い主は昔から存在します。そんな無責任な飼い主は家族に迎えた猫をどういった理由で捨ててしまうのでしょうか。もしご紹介する理由に当てはまりそうな場合は猫を飼うのは止めた方がよいといえるでしょう。

1. 想像していた猫との生活ではなかった

トイレットペーパーをイタズラする猫

家族に迎えた猫を手放す理由として多いのが『想像していたものと違っていた』です。はじめて猫を飼うときはおそらく猫との甘い生活、理想的な生活を想い描くことと思います。

毎日猫と仲良くイチャイチャしながら暮らしたり、つかず離れずの距離感を保ってくれる世話がかからないお利口さんな猫との生活など。猫との理想的な生活はひとりひとりイメージする光景が違うと思いますが、少なからず、自分なりの理想的なイメージを強く思い浮かべることが多いのではないでしょうか。

しかし、実際に猫と暮らしてみると、想像していた生活と違うことってよくあるのです。むしろ、違うことの方が多いといえるかもしれません。

理想と現実のギャップ

毎日可愛がりたいと思っているのに、家族に迎えた猫は甘えられるのが嫌でいつもひとりでいたがる。逆に、適度な距離感を持ちたいために犬ではなくツンデレな猫を飼ったのに、いつも甘えてきて困る。

猫が部屋中の家具に上って色々な物を床に落とすから掃除が大変でイライラする。壁で爪とぎをして部屋がボロボロ……もう、うんざり!そんな理想の生活と違った現実を経験して、猫を捨ててしまう飼い主は多いそうです。

理想通りになることはまれ

しつけや接し方で猫の行動をある程度変えることはできますが、猫は自由を愛する動物なので全て飼い主が思い描いている理想の生活になることって、かなり珍しいといえます。

ですので、家族に迎えた猫の性格や生き方を愛して、飼い主が猫の生活スタイルに合わせる。または、猫の行動を理解してあげられる人でないと猫を飼わない方が良いといえるでしょう。

2. 猫が飼えない場所に引っ越すことになった

猫とダンボール

『お気に入りの物』の1つとして猫を飼っている人は、引っ越しをするから猫を捨てる。という選択をすることがよくあるそうです。そういった人は、近年猫や犬などの動物を飼えるペット可のマンションなどがあるにもかかわらず、自分の理想的な生活のためにペットが飼えない場所を選び猫を捨てるのだとか。

なんとも自分勝手すぎる猫を手放す理由ですよね。猫を迎えるときに自分を癒すための物や気軽に飼えるペットとしか考えられない人は、猫を不幸にさせる可能性が大といえますので、飼わないようにした方がいいと思います。

3. 自分の時間がほしくなった

ノートになにか書く人と見つめる猫

自分の時間がほしかったから猫を手放した。そういった自分勝手な飼い主もよくいるそうです。犬のように毎日散歩に行かなくていいから飼いやすい。単独行動を好むのであまり可愛がらなくても大丈夫。といった世話がかからない動物だから猫を家族に迎えるという人は少なからずいることと思います。

たしかに他の動物と比べると、猫は自由気ままでツンデレな性格をしている傾向にあるので世話がかかりにくいといえます。しかし、実際は意外ととても甘えん坊で、つねにかまってちゃんな性格をしている猫はたくさんいますし、部屋のなかを遊びまわってヤンチャをし、飼い主を振り回す猫も数多くいます。

下僕の覚悟

用事をしていて忙しいときに「お腹空いたニャー」と、ご飯をおねだりすることも少なくありません。つまり一言でいうと猫と一緒に暮らしていると、自分の時間がなくなることってよくあることなのです。

ですので、猫と関わる時間よりも自分の時間を優先したいと思っている人は、遅かれ早かれ猫を放ったらかしにしたり酷い場合は猫を捨ててしまう可能性があるので、猫を飼うのを絶対におすすめしません。

猫の下僕になる覚悟のある人だけ猫を家族に迎える……、猫を主に迎える資格があるといえるでしょう。

4. 病気の世話や介護をするのがしんどくなった

見つめる猫

当たり前ですが猫は命をもった生き物なので、ケガや病気をしたりシニア猫になったときに介護が必要になることがあります。ケガや病気、介護が必要になった場合、飼い主は猫の世話に時間やエネルギーを使うことになります。なかには数年間、もしくは猫の命が尽きるまで病気などの世話をする場合もあることでしょう。

残念ながらそんな猫との生活に疲れてしまい、助けを求めている猫を捨ててしまう飼い主は少なからずいるそうです。また、長期にわたるケガや病気、介護の世話は病院代などもたくさん必要となるので、経済面の理由から猫を捨てるケースもあったりします。

最後までお世話はするべきこと

猫に限らず動物を家族に迎えたときは、『何があっても最後まで面倒を見る』ことが、飼い主のすべきこととなります。

極端な話になってしまいますが、ときには自分が使える時間を愛猫のために全部捧げる。病院代でお金がなくなってしまったら仕事を増やして稼いでくる。

それでもどうしても治療費が足りないときは、せめて愛猫が少しでも苦しまないように努力してあげて、あとは自分でできることをしながら愛猫の面倒を最期までみてあげる。そういった覚悟がない人は、猫を含めた動物を飼うべきではないと私は思っています。

まとめ

鏡に手をつく猫

今回は『飼い主が猫を捨ててしまう時によくある理由』をご紹介しました。少し厳しいことをいってしまいましたが、猫を飼うということは一つの大切な命を預かる。家族を迎えて運命を共にするということになります。

もしあなたが安易な考えで猫を飼おうと思っている場合は、命の重みや飼い主の責任などをよく理解し、自分を犠牲にしてまで最期まで面倒をみれるかどうか今一度考えてみてくださいね。

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