人間に食べ物に興味津々
猫ちゃんが飼い主さんの食べ物を欲しがる光景を見たことはありませんか。日頃与えているキャットフードの量は適正なはずなのに、なぜか飼い主さんの食べ物をもらおうと近くをウロウロしたり、ちょっと目を離したお皿に鼻を近づけていたなんてこともあると思います。
猫ちゃんにとって、美味しいと思えるものとも考えにくいのですが、一体なぜ人間の食べ物を欲しがるのでしょうか。今回はその理由と対策についてまとめてみました。
1. 「食べられないんだよ」と伝える
猫ちゃんが人間の食べ物を欲しがる理由の1つに「好奇心」があります。人間に置き換えてみると、たまに猫ちゃんが食べているウェットフード、あれ少しだけ「美味しそう」と思ったりしたことはないでしょうか。
猫ちゃん用のものとは知りつつもなんだか美味しそうという好奇心が、猫ちゃんにも同じようにあるのです。普段飼い主さんが美味しそうに食べているものが「それ何?美味しそう・・・」と感じている可能性があります。
しかし人間用の食べ物であることは事実ですので、愛猫に与えないようにしましょう。「食べられないからね」と言って触れさせないようにする事を何度も繰り返していると、猫ちゃんの方も次第にその言葉を言われた瞬間に「あ、食べらないんだな」と理解するようになります。
しかし、一度でもあげてしまうと「しつこくねだればもらえる」と勘違いしてしまうので気をつけましょう。
2. 猫ちゃんを見張る
猫ちゃんは小さな体型だったとしても立派な肉食動物です。人間用とはいえ肉や魚を焼いていると、その匂いが猫ちゃんの本能を刺激している可能性があります。
しかし人間用に味付けされたものは猫ちゃんにとっては毒となりえますので、あげないことが大切です。うっかり目を離した隙に取られたりしないように、猫ちゃんをしっかりと見張っておきましょう。
もしくは料理の間だけ違う部屋に隔離しておくなどと言った工夫が大切です。見張る前の段階で予防するということが賢明でしょう。
3. ケージや他の部屋へ隔離
例えば一度でも人間の食べ物を食べたことがあって、それがすごく美味しかったという記憶が残れば猫ちゃんはまた欲しくなります。
そのような猫ちゃんは何度でも繰り返してもらおうとしてしまいますので、もし人間の食べ物を取ろうとした場面を見たら現行犯で叱り、30分ケージに入れたりもしくは違う部屋に隔離するなどしてみましょう。「人間の食べ物を食べようとする」=「ケージに入れられる」と結び付くとやらなくなるでしょう。
まとめ
飼い主さんが美味しそうに食べている姿をみると、猫ちゃんにもそれが美味しそうに見えているのかもしれません。与えることはできませんので、なるべく人間の食べ物に触れさせないように気をつけましょう。